エクセルを使った分析で

二つのデータを比較する方法です。

是非知っておいてください。

相関係数

相関係数 r とは

2 つのデータの

相関関係の強さを示す指標

二つのデータ群を比較します。

良くある事例では

身長と体重 

 身長が高いと体重も重い傾向なのか?

英語のテスト結果と物理のテスト結果

 英語の点数が良いと物理の点数も良い傾向か?

相関係数 r は

 -1 ~ 0 ~ 1 までの値をとる。

 1 に近いほど「正の相関」が強く

0 に近いほど相関が弱く

−1 に近いほど「負の相関」が強い。

エクセルの関数では

=Correl(配列1,配列2)

=Pearson(列1,列2)

 

近似曲線

一番簡単な確認方法は

グラフに近似曲線を追加する方法です。

毎月の売上でも良いですので

グラフを右クリック

近似曲線の追加 から追加できます。

沢山のオプションがあります。

最初は、「線形近似」を選択してみましょう。

グラフに数式を表示する

グラフにR-2乗値を表示する

にチェックを入れてみましょう。

近似直線の場合の

傾き a = SLOPE(yの範囲, xの範囲)

接片 b = INTERCEPT(yの範囲, xの範囲)

近似直線の式は Y = aX + b です。

そして、ここでも登場する R-2乗値

R は 相関係数 です。

 

ちょっと、統計学の知識が必要ですが

t検定 T.TEST関数

新薬が有効かどうかの判定に使われています。

この様にエクセルや他の分析ソフトで

色々な分析が出来ますが

如何せん、言葉の意味が解からない??

エクセルの勉強と同時に

統計学の勉強も必要です。