三日間、これでVBA初心者コースが終了します。

毎日の出荷に必要な納品書の印刷が自動化できました。

最後に、沖田君への卒業試験は

毎月、必要な請求書の印刷を自動化せよ!!

請求書のシートを準備します。

抽出条件には

取引先名 出荷日 出荷日

印刷する >月初  <月末

と抽出条件の日付を範囲で指定します。

請求書のフォーマットの上部分に

請求の年(仮にE3)と月(仮にF3)を入れるセルを準備して

出荷日の始まりの日は =">="&Date(E3,F3,1)

出荷日の最後の日は ="<"&Date(E3,F3+1;1)

指定した年月の月初に日付が取得できます。

と数式を入れておけば年と月を編集するだけと簡単になります。

「沖田、このファイルが出来たら

 自分の虎の巻として保存しておいてくれ。

 大概の事務処理で使うコードが、使われているはずだ。

※一度作成したコードはコピーして使います。

 プログラムを早く完成させるコツです。

 俺のプログラム教室は、これで終了だ。

 また、何かやりたい事が浮かんだら相談してくれ。」

・基本中の基本 Rangeコマンド

・エクセルでデータを抽出する機能(フィルターオプション)

・マクロの記録でコードを取得

・シートのChangeイベントでマクロを実行

・分岐の命令 If 条件式 Then ~ (Else)EndIf 文

・For~Next で繰り返し

・PrintOut、PrintPreview で印刷

使用したコマンドの種類はさほど多くはありませんが

事務処理のプログラムでは、必須のコマンドばかりです。

VBAだけで処理せずに(無駄にプログラムを作成せずに)

・エクセルの関数も利用する。

・エクセルの機能を利用する。

エクセルを活かすコツです。

覚えておきましょう。

 

エクセルを使ったプログラム教室、ご苦労さまでした。

三回ですが、これで一応終了です。

実際には、1日の講習で終了させています。

もちろん、Vlookup関数やセルの操作など

初心者レベル、中級者レベルの方が対象です。

 

次は、沖田君の希望に答える形で勉強会を進めていきますので

ご期待ください。