さて、次の日ですがさすがに疲れが取れていません。
山田君が電話で目が覚めたのは、既にお昼でした。
昨日と同じレストランへ移動すると女性陣ふたりは既に食事が終わって
コーヒータイムでした。」
山田君は急いでテーブルに座り、朝食です。
「塾長はどうされたのですか?」
「塾長は、この船の設備を知りたいと言う事で最上階にある管制塔を見学しているの。」
「昨日は軍艦の話で盛り上がってしまって、ごめんなさいね。
今日は、別の乗り物を紹介するね。」
ゆったりと食事を終えた三人は
冴子さんに連れられて、再びエレベーターで一番下の階に降りていきます。
「今日のテーマは 海 よ。」と云われて更衣室
制服と云われて着替えると、今度は
着替えて先へ進むと、そこには、潜水艇が準備されています。
何処かで見たことがあるような気がする二人です。
「この船知っている?日本の海底調査船 しんかい6500 よ。
今後、この場所を調査する予定だったので、ここに停泊しているの。
ちょっとだけ、乗せてもらいましょう。」
船に乗り込む四人です。
「舟艇の運転は大丈夫ですか?」山田君が心配そうに聞きます。
「大丈夫よ、遊覧モードのプログラムがセットされているの、このスイッチを押すだけよ。」
冴子先生が、スイッチを押すと、ハッチが締まり、船体が下がっていきます。
空母の下まで潜ると、空母の底にあった照明がついて海中を照らしてくれます。
明るく照らされた海の底には、沢山の魚たちが泳いでいます。
自然のままの水族館の楽しむ四人でした。
※「くらげ」 古代 くさ(草) や さかな(魚) の様に
古事記、まだ日本列島も無く、どろどろした時代(天地開闢)の紹介で
とが生まれた時、
次に国ができ、出来立てで水に浮いた脂のようであり、クラゲのようにふわふわ漂っている時に、泥の中から葦が芽を出してくるような勢いによって出現した神
と紹介しています。
実際には、くらげ は 久羅下 と当て字で記載されています。
くらげ と云う言葉は、まだ漢字がない時代(縄文時代、弥生時代など)から倭人は使っていました。
飛鳥時代、平安時代に漢字が伝わりますが、日本人がイメージしていた くらげ に該当する漢字は
見つからず、当て字で記載したようです。