食事が終わると、冴子先生は地図を広げて太子さんに説明を始めます。

「太子様、これが今の倭国の地図です。今は日本と名前を変えています。

 太子様が、中国へ手紙を書かれたときに

 『日出づる国の天使より、日没する・・・』と手紙を出されたのでこの名前になりました。」

「そして、ここが太子様が過ごされた国です。今は奈良と呼ばれています。」

「こちらは、太子様が建てられた法隆寺の五重の塔です。

今もちゃんと残っていますよ。」

写真を見ながら、表を見たり、裏を見たり、研究熱心は、やはり聖徳太子でした。

「よし、わしをそこへ連れて行ってくれ。指示通りに出来たか確認しよう。」

「いやいや、それはちょっと無理なので後程にしましょ・・・」冴子さんが慌てて話しかけます。

その後も日本の地図、歴史などを話し続けました。

「こちらが現在の第125代明仁天皇様で、今の年号は平成30年です。」

・・・

天真さんは家に電話をします。「多分今日まで友達の所に泊まるから、明日には帰るね。」

・・・

しばらくすると、太子さんがもぞもぞと・・・

「山田君、太子さんにの使い方を教えてあげて。」

二人はトイレへ、しばらくして「太子さんの悲鳴が聞こえました。