最上階に上がると、そこには

私たちが知っている若い巫女さんじゃない。この人が女王 卑弥呼?

卑弥呼の漢字は、当時の中国人は発音をもとに漢字を当てはめています。

 本当は 日巫女 だったとの説があります。

「そちらに座ってください。多分、貴方達には、おいしくないかもしれませんが

 朝食の準備をさせます。お水でも飲んでください。

 もしお酒が良ければ準備させますが。」

いや、まだまだ朝でしょう。お水で十分です。

「ところで、ここは何処で、何時の時代ですか。」山田君が質問します。

すると、急に冴子先生の声に変わり

「今は248年、たぶん、佐賀県、福岡県、熊本県の有明海側だと思うわ。」

二人が驚きが隠せませんでした。

「ひょっとして、冴子先生ですか。」

「やっぱり、貴方達まで巻き込んでしまったみたいね。

 ここは私の深層心理の中なの、そして私もあの機械でここへ来たの。

 そして、自分とうり二つの卑弥呼にあったとたん、体が合体して

 今は、この体の中に、卑弥呼と私が一緒にいる状態なの。」

天真さんの頭の中は、コーンスープの様にぐちゃぐちゃ状態です。

山田君が意外と冷静で

「それに卑弥呼さんも若いですね、倭人伝では、既に長老なり・・・ って紹介されていたので

 老婆、もっとおばあちゃんだと思っていました。」

卑弥呼姿の冴子先生が話を進めます。

・初代の卑弥呼がいた、たぶん福岡の三門辺りに宮殿があって老婆

 玄界灘側の伊都国、奴国と有明海側の邪馬台国双方の女王となった。

・しかし、玄界灘側に住んでいた一大卒が鉄製の武器を大量に作り武力を付ける。

・初代の卑弥呼が亡くなると、二代目卑弥呼は吉野ケ里に住ませてもらう。

・この時代に、魏の国へ貢物を贈ったのは一大卒で、卑弥呼の名前をつかった。

・あくまでも初代卑弥呼が今も生きているように伝えて演じていた。

・「親魏倭王」の金印は、伊都国にあって、鏡や織物がこちらへ届けられた。

・一大卒のやり方が気に入らない狗奴国があった。

・卑弥呼の宮殿は邪馬台国と狗奴国の国境に作られた。

・一大卒は、狗奴国の男王「卑弥弓呼(ヒミヒコ)」は卑弥呼の宮殿を襲わないと考えて防衛のお城とした。

「え~、女王卑弥呼は1人ではなかった。そして、倭国の権力者でもなかったという事ですか。」

「その通りよ、卑弥呼が女王になったのが180年位、249年死亡なら、70年も女王だった事になるでしょ。

 当時の寿命を考えても一代ではとても無理よ

 それに、狗奴国の卑弥弓呼は、女性ばかりが生活するの宮殿を襲う様な王子ではないのよ。」

「卑弥呼さんは、卑弥弓呼さんを知っているのですか?」

「もう何ども会っているは、私は

 一大卒から、狗奴国が倭国に服従する様説得する役目を命令されているの

 一方、狗奴国の卑弥弓呼さんは、一大卒の武装解除を希望しているの

この二つの構造が間違って大陸に伝わったようなの。」

状態の天真さんです。