CSVファイルの作成、読み込み ① の続きです。
CSVファイルを読み込むときに使用する Openステートメント と Line Inputステートメント
Workbooks.Openメソッドとは、違います。Openを実行しても何かのアプリケーションが起動する等ではありません。
以前に Dir()関数を紹介しましたが、こちらは関数です。(使い方はちょっと変わっていますが)
テキスト型のファイルを一行づつ読み込む機能の命令文とでも覚えておいてください。
実例に入る前に、ちょっとだけ機能の説明です。
Open ファイルのパス & "\" & ファイル名 For 目的 As 番号
で指定します。
ファイルのパス & "\" & ファイル名は、操作したいファイルのフルネーム
目的は
Input:ファイルから読み込む
Output:ファイルに上書きする
Append:ファイルに追記する
の三つから、今回は Inputを使用します。
番号は
#1,#2・・・と複数のファイルを開く時の順番みたいなもので、必ず #を付けます。
Line Input ステートメント
Line Input #1, 変数
#1はOpenで指定した番号
変数は文字型(String)の変数を指定します。
Line Inputは、実行する度に、テキストデータの一行目から順に下へ移動します。
そして 最終行に達した場合に EOF(1) が True になります。
※この場合の1は #1で指定した 1 (なぜか#1 と使うとエラーになります)
開きっぱなしはダメなので、取り決め通りに閉じる
Close #1
この三つの命令文を使用します。
では、次の投稿で実際に、適当なテキストファイルをエクセルに取り込んでみます。