いよいよ、初心者レベルを卒業できるか、確認してみます。

過去にも、同じ内容の投稿をしていますが、再度を書いておきます。

エクセル勉強会 初心者③置き換え と 貼付け で作成した料金表を使います。

同じものが、私の公開フォルダ (或いは EMS出荷管理)にもあります。

フォルダにある EMS出荷管理② を開きます。

パソコンの方はExcel で編集で開いてください。(Excel OnLineで開いてもOKです)

シートは、料金表 を参考にして下さい。

※料金表は古いので、現在の料金は EMS(国際スピード郵便) に置き換えて下さい。

今回の目的は、重量と地帯に対して、その料金を表示させる関数式の完成です。

重量は、縦方向へ検索、地帯は横方向(列方向)へ検索して、合致したセルの金額を表示

させる式です。

 

Vlookup関数は Vlookup(検索値、範囲、表示する列番号、検索の方法)で設定します。

今までは、検索の方法 を False(完全一致)を指定してきましたが

今回は、True(近似一致)を指定します。

重量は、表にある重量と同じとは限りません。

1g と 501g の間 200gの場合もあるわけです。その場合に 

False(完全一致) は エラーが表示されます。

True(近似一致) を指定するとエラーは表示されずに、1gの値(200g未満の近い値)を検索します。

False(完全一致) と True(近似一致) の使い分けがここにあります。

I4~K4に入っている関数を確認して

H4セルに 適当な重量をいれて、正しい価格が表示されることを確認してください。

 

次に、Vlookup関数の 表示する列番号 に Match関数を入れて、地帯を検索します。

I8セルの 地帯を変更して、I9の数値が変わっている事を確認して

I9セルの Match関数を理解してみて下さい。

 

このMatch関数を 先ほどの Vlookup関数の 表示する列番号に使用します。

K8セルの関数式 =VLOOKUP(H8,A:E,MATCH(I8,A3:E3,FALSE),TRUE)

を理解しましょう。

H8セルの 重量 、I8セルの地帯を変更して、料金表から希望する金額が検索されて

いる事を確認してください。

=VLOOKUP(H8,A:E,MATCH(I8,A3:E3,FALSE),TRUE)

Vlookup関数で縦方向(行方向)へ、Match関数で横方向(列方向)の検索の組み合わせ

この関数が理解出来たら、中級者レベル(アルバイトから社員レベル)へ昇格です。

他にも、Offset関数とMatch関数の組み合わせ

Index関数とMatch関数の組み合わせ など方法はいくつかありますので、

頭の体操の気分で考えてみて下さい。

 

その他のシートは、活用の方法と説明しています、

出荷記録のシートの式を確認してください。

更に、当日に発送する一覧表ですが、後納郵便差出票(納品書) のシートを作成してみました。

あとは、分析のためのいくつかのシートを準備しています。