さて、簡単にいかないのが、ヤマト運輸、佐川急便等の貨物に貼る送り状です。

送り状が複写式伝票なのでドットプリンターが必要になります。

たぶんに、職場にあるのは、A4サイズのページプリンター(インクジェット、レーザープリンター)

でしょう。

ここは、運送業者各社が準備しているシステムを活用するのが便利です。

ヤマト運輸・・・B2送り状システム、ヤマトビジネスメンバーズ(B2Web)

佐川急便・・・・e飛伝、e飛伝Web

ゆうパック(日本郵便)・・・ゆうパックプリント

などに申し込んで利用しましょう。通常のA4サイズのページプリンターで送り状が作成できます。

 

全ての方法を説明することは出来ませんので 

ヤマト運輸のB2システムをインストールした場合を例題として、話をいたします。

手順

1、送り状発行ソフト B2 から申し込む。

  B2Setup.exeがメールで送られてきて、管轄のヤマト運輸の営業所から連絡があり

  使える様になります。(2~3日位はかかります)

2、必要な送り状を手配する

  サイトには紹介されていませんでしたが、

  A4マルチ の用紙がありますので、こちらがあれば、ほぼ間違いないでしょう。

操作方法

実際の操作を分類すると以下の二つになります。

1、B2のお届け先マスターに各社の住所を登録して使用する。

  エクセルで住所録があれば、データを簡単に取込みたい。から

  お届け先マスタ入力用テンプレート をダウンロードして住所データを編集

  B2システムに登録して使用する。

2、エクセルで住所録を準備して、必要な宛先の送り状を取り込んで印刷する。

  出荷データ入力用テンプレート をダウンロードして、発送する宛先住所を編集して

  おきます。

  シートを一枚追加して、発送する住所データのみ、先頭のシートにコピーします。

  ※B2システムで、複数のシートをもつエクセルファイルの場合、先頭のシートを

   取り込むようです。

 

同様に、ヤマトビジネスメンバーズ(B2Web)のシステムもあります。相違点は

1、ネット上のシステムで使用します。B2と異なり、ID、パスワード管理するだけで

  職場の誰でもが使用できます。(B2の場合は、システムをインストールしたPCのみ)

2、登録したお届け先マスターが全員で共有できます。もちろん発送後の配達状況などの情報も共有できます。

3、送り状発行等の機能があり、離れた場所(例 営業所と倉庫)で送り状が作成できます。

4、最初に申し込んだ方がキーとなり、各部署(或いは個人)にIDとパスワードの発行が出来ます。

  発行したIDごとに使用できる機能の制約などの設定も可能です。

5、インターネットを使用しますので、環境によっては動作が遅いです。(B2と比較して)

 

もちろん、両方を使う事も可能です。無料ですので一度、試して見られると良いでしょう。

ここでは、エクセルの活用ですから、B2システムの操作方法 2 で使う

便利エクセルファイルについて考えてみましょう。