先の投稿 エクセル豆知識(Vlookup関数) の重複登録の防止 についてです。
仮に、住所録の場合ですが
A列 B列 C列 D列
会社名 郵便番号 住所1 住所2
と一行目に項目を入れて二行目以下に入力していきます。
エクセル活用 基本パターン(例題) でも説明していますが、
基本的なシートの構成が失敗と成功の大きな違いです。
データのシートを印刷や表示のためのシートを必ず分けて考えます。
ダメ構成の例では
納品書ごとにシートが増える、取引先ごとにシートが増える、日付、月ごとにシートやファイルが増える・・・・
そんな事、当たり前 と思う人も多いですが、職場を見てみると
シート名に日付を入れる、ファイル名、フォルダ名に年月を入れる。
実に、これが多いです。
実は、シート名、ファイル名、フォルダ名に年月を使っているかどうかで
職場のレベルが判断できます。
もっとひどい場合は、印刷して終了、次は上書きしていく使用方法もあります。
そして、データのシートは、必ず1行目に項目、2行目以下にデータの入力です。
見栄え良く、一行目を空白にしたりする必要はありません。
そして、検索のキーとなる項目が必要です。
今回は、A列の会社名ですが、会社コードなど必ず重複が存在しない列を準備しておきましょう。
さて、A列に、重複した内容が入力できなくする設定です。
A列を選択、リボン データ=>入力規則=ユーザー定義で
関数を =COUNTIF(A:A,A1)=1 と入れてOKします。
試しに、A列に 同じ内容を A2とA3セルに2回入力してみましょう。
一度目は =COUNTIF(A:A,A2)=1 と条件をクリアしますが
二度目は=COUNTIF(A:A,A3)=2 になりますので、
エラーが表示されて入力作業が出来ません。(その際のエラー表示などご自由に)
既に、お気づきの方多いかと思いますが、パソコン(エクセル)を活かすコツは
データベースのシートをいかに都合よく準備するか。
ここに、重要なキーポイントがあります。