こんにちは!

 

展示会のシーズンが到来しました。
東京ビッグサイト「レジャー&アウトドアジャパン」、幕張メッセ「鉄道技術展」、パシフィコ横浜「マイクロウェーブ展」と大規模の展示会が開催されています。
そんな中、私が訪問先として選択したのは「鉄道技術展2025」です。
2023年以来の開催となります。
鉄道関連でお仕事のお付き合いもありますが、理解をより一層深める必要があると感じた次第です。

会場オープンして直ぐに入場しましたが、割と混雑していました。
2023年はweekday3日間で34,878人動員でしたが、今年はweekday3日間に加えて土曜日まで開催しています。
私が訪問した2日目の動員数は11,094人とのことでした。

「安全・安心・快適・環境・省エネを追求」というテーマで鉄道にかかわる様々な製品が展示されていました。
中でも、アンテナメーカーとして無線機器に携わる私が気になったのは
 ①シャープ株式技社         RFID機器
 ②JR東日本メカトロニクス株式会社 新型自動改札機/新幹線顔認証改札機
 ③セントラル警備保障株式会社   ドローンサービス
の3社です。

シャープはRFID機器を長年提供していますが、鉄道用は見る機会がありませんでした。
アンテナ一体型リーダライタはIP65準拠に対応するため、機器の内部にウレタンを充填しているそうです。
また、タグが衝撃的でした。
車両またはレールに設置することから、監牢性(耐久性/耐候性)を高めるためにEPDMゴムモールドと金属板で構成されており、サイズは186.5×75.5×14.6mmと、スマートフォン2台分くらい。
重量はスマートフォン4台分くらいはあるのではないかというもので、IP68準拠。
普段、値札やフィルムタグを見慣れている私には想像もつかないタグでした。

JT東日本メカトロニクスには、2025年11月6日から新潟駅と長岡駅で実証試験が開始された新型改札機が展示されていました。
他にも決済機能を有するなど複数社が新型改札機を展示しており、近い将来像が垣間見えました。

セントラル警備保障は官公庁向けドローンを展示していましたが、警備会社の枠を超えてドローンスクールも運営しているそうです、知りませんでした。
警備や点検など、省人化が進む中でドローンの活躍の場は増えていきそうです。

近年展示会ではノベルティを配布する企業も減ってきた感がありましたが、鉄道技術展ではボールペンやクリアファイル、ポーチ、オーサムトレーと様々なノベルティを配布しており活気を感じました。
中でも驚いたのが日本信号。
アンケートに回答するとレトルトカレーがもらえました。
しかも第二弾!!
第一弾はどんなだったのか気になりました。


鉄道は生活を支えるインフラとして地域に根付いています。
先日、地元の紅葉イベントに小田急電鉄が来ていました。


マスコットキャラである「もころん」も登場し、子供たちを喜ばせていました。
こういった地道な活動が、将来の鉄道インフラを支えてくれる人材育成につながるのでしょうね。