先日、日曜日に開催予定のいい夫婦のファミリーフェスタの基材の確認でほっこりーの十条店に行った時のことです。
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社長の内海さんと互いに苦手なAV機器の接続テストをしていたら、ベビーカーで赤ちゃんを連れたママが入り口ドア越しからおそるおそるのぞきこむ姿がありました。
すかさず社長がすっと立ち、入り口ドアを開けて「こんにちわ~」と外で立ち話スタート。
その会話の早い段階で、聞いたことのあるクリニック名がわたしの耳にも入ってきました。
実にスマートに2軒隣の誰もいない2号店ほっこりーのプラスへと二人は進んでいきました。
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しばらくして二人は本店に戻り、とても自然な流れで曜日ごとに変わるお店番の方が「お茶でも飲みましょうか~」と暖かい飲み物を差し出し、その方のあふれ出る言葉を受け止めます。
誰に言われたからでもなく、誰に指示されたわけでもなく、実に自然な流れでその方の今の苦しみや悲しみを上手に傾聴で受け止めていました。
赤ちゃんに触れるのが怖くなってしまったその理由は、深い闇があるのかもしれませんし、環境による一過性のものかもしれません。
でもきっと、その人にとっては、その瞬間、もうどうしようもないときに、そこに行けば誰かがいてくれる「ほっこりーの」に足を向け、その日は救われたのだとわたしは思いました。
ほっこりーのはこんなお店です。
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株式会社ほっこりーのプラスはもうすぐ開業7年目を迎える民間子育て支援サロン。
妊娠中から子育て、ママの社会復帰まで、さまざまな角度でママを応援し、その業種は幅広く、ママ向けのワークショップの開催やプレ幼稚園(託児サービス)、イベント委託などなど、子連れOK
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ほっこり~のは、ママと社会をつなぐための様々な活動を行っています。
起業者の理念や事業内容はこちらをご覧下さい。
https://www.hokkori-no.com/%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%93%E3%82%8A-%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%AF/
新しい何かに出会えてつながれる場所。
この日、お会いしたママさんも、この場所で何かに出会えて、元気を取り戻せるといいなと心から願います。
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打合せを兼ねたランチの時、社長はこう言いました。
「今日のような人のためにお店を維持したいんです。」
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お店を維持するためには、人材、資金など様々なものが必要です。
特に民間の子育て支援となるとその資金作りが非常に難しいのですが、必要なことを様々な方法でサポートしている優秀なスタッフさんと共に、たった一人の誰かのために、子育ての初動に悩み苦しみ孤独でいる人がいる限り、この人は社長と呼ばれ続け、たった一人の誰かのために居場所を維持し続けてい行くのだろうなと思いました。
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いるかいないかわからないたった一人のお客様のために後先考えず私財を投じてほっこりーのを立ち上げた社長さんと、いるかいないかわからないたった一人のお客様のために維持し続ける町の小さなベビー教室のわたしと、似たものコンビで新座に向かいます。
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明日はイベントの最終案内をする予定です(^^♪
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ほっこりーの フリーイベンター
ましこめぐみ