今日は
私が高3の春に音叉に惹かれて調律師になりたいと思った
そんな夢をあきらめてからのお話しをしたいと思います♪
夢がつながっていた40年の軌跡
《前回のまとめ》
幼少期、私は母の意向でピアノを習わされていました。
ピアノの先生も、ピアノも
まったく好きにはなれず…
辞めたいけどなかなか辞めさせてくれない…
嫌々続けていたピアノでしたが
高3の春のNHKドラマの影響で
「ピアノの調律師になりたい!」
そんな気持ちが芽生えたのでした♪
ですが…
母が娘に望む職業の中に
「調律師」なんていう仕事は入っておらず…
即刻却下となりました…
ですが
大学入学後
専門課程の必修科目で
メインの楽器(ピアノ)以外に
もう一つ別の楽器を履修することになり
私は迷わず
「ヴァイオリン」を選んだのでした♪
高3の春に、ドラマで観た
「イタリア」
「クレモナ」
「ヴァイオリン」
~あの感動が、この時の楽器の選択に繋がっていたのだと思います~
ヴァイオリンの調弦にも活躍する音叉
大学入学後
私はヴァイオリンの魅力に取り憑かれ
暇さえあれば練習をしました♪
とはいえ…
大学からヴァイオリンを始めて
サークル活動でオーケストラの曲を練習する…
そして、大学1年の3月には
先輩方と一緒にステージに立つ…
そんな無謀なことをしたので
実際にはひどい音色だったと思います…
♪・・・・・・・・・・♪
さて、ヴァイオリンには4つの弦があり
それぞれが5度という間隔で調整されます。
最初に合わせるのは
ラの音~Aと呼びます♪
ピアノの調律も、実は
ヴァイオリンと同じ「ラ」の音を
まず最初に合わせるのです♪
♪・・・・・・・・・・♪
私たち、大学から始めたヘタッピたちは
そもそも安定した音の高さを保つことが難しいので
調弦が上手にできるようになるまで
かなりの年月を要しました…
ですが、先輩方は
まず音叉を使って
膝で音叉を打ち鳴らし
それを楽器にくっつけて増幅させて
耳で確かめながら合わせていくのでした♪
音叉を使った調弦は
「かっこいい!」
あこがれでしたが…
自分自身が、それを習得することはできず…
結局、その後主流となった
デジタルのチューナーで
調弦することになりました…
なぜ、「調弦」するのか?
それはまず
「自分の楽器の音程を合わせるため」
そしてさらに
「多くの仲間たちと音程を合わせるため」
基本になる音を合わせることで
「調和のとれた演奏」の基本ができる
私は、幸運にも
30代後半から
アマチュアオーケストラのコンミスとなり
以来15年ほど
毎週の練習時には
基本になるA音(442Hz)を提示して
みなさんに音を合わせてもらう仕事をしました♪
こんなにずっと
最初にあこがれた
ドラマの中のA子が鳴らしていたAの音を
ずっとずっと鳴らしていたのに…
「音叉」の存在を忘れてしまった私は
あの時の感動からつながっているのは
ヴァイオリンだけ…だと思うようになっていました…
そして、40年近く経ってから
ふたたび「音叉」と出逢い
その意味を知ることになるのでした♪
続きは、次回
私と音叉との出逢い③~再びつながった音叉との赤い糸♪
お楽しみに
前回の記事
私と音叉との出逢い①~出逢いはいつでも偶然の風の中~はコチラからどうぞ♪
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