息子、再び入院… 二相性脳症 | * poco a poco * 少しずつ、一歩ずつ

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2人の子どもたち(娘と息子)、私のありふれた日々をつづっています。
息子は2歳でインフルエンザから痙攣重積型(二相性)急性脳症を患いました。治療やリハビリについても記録しています。

息子が入院しました。

インフルエンザAと診断された夜に痙攣を起こし、
前回入院した総合病院に救急搬送。

一旦帰宅するも、暴言を吐く、ものをなげる、宇宙語を話す…など
普段と少し様子がおかしい。



解熱後、一度保育園に行きました。

先生にお願いして息子をよく観察してもらったが、

・普段の〇〇くんとはやはり何が違う。
・指に力が入らないのか、給食のお盆を落としてしまったり、クレヨンを渡しても転がすだけだった
(今までは握って小さな丸も書けていた)

とのこと。


すでに解熱から4日が経っていたので、
インフルエンザの薬の影響や
熱によるせん妄とは思えず、病院を予約外で受診。

脳波をとってみましょう、となるも
緊急性が高いと判断されず、2日後に予約を取り帰宅。



予約当日。

診察すると、脳波に加えて髄液を取った方がよさそう。
腰に針を刺すので入院となる。

と診断されました。


そこから、レントゲン・脳波検査・MRIとドタバタ進み…

MRIで異常が見つかりました。

二相性脳症の疑いとのことでした。

痙攣後、しばらくしてから症状が出るようです。

脳が炎症を起こしている状態らしく、ステロイド材の点滴を行なっていくとのこと。


インフルエンザに罹患しただけで、こんなことになるなんて。
(入院前の検査ではRSウイルスも陽性だった)

よくある風邪と同じような感覚でいた自分に苛立ちました。


きちんと2回とも予防接種を済ませていれば…
(ワクチン不足で2回目の接種ができなかった)

いろんな後悔が頭をよぎりましたが、
まずは息子に適切な治療を受けてもらうのが最優先。


PICU(小児集中治療室)移り、ステロイド材の点滴治療をしています。

3日行い、経過を見て早ければ入院期間は1週間とのことですが、

そんなにうまく進むかなぁ…と心配です。


脳症となりましたが、立つこともでき
(治療のためほとんど横になっていますが)
意識もしっかりしており、今まで通りとはいかなくても話すこともできる。

これは奇跡的なことだと思っています。



どうかもう痙攣を起こしませんように。

ゆっくりでいい。
息子のペースに合わせて、笑顔で治療をしていきたいです。