立秋が過ぎても猛暑日が続いている京の街だが、今年も、
無事に「五山の送り火」が無事に行われた。
今年も、鴨川沿いのどこかの橋まで出かけて「送り火」を
見物するか、一度も訪ねたことが無い「東大谷万灯会」を
訪ねるか、夕暮れ近くまで迷った挙句...。
「東大谷万灯会」へと足を向けることに。
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◆「東大谷・万灯会」 (毎年8月14日~16日)
「大谷祖廟」は東本願寺の飛び地境内で、親鸞聖人をはじめ、
本願寺の歴代、全国各地の寺院・門徒の方々の遺骨が納め
られている。
「東大谷万灯会」は、その大谷祖廟で、京都の夏の暑い時期、
涼しい夜間にも参拝できるように、毎年8月14日~16日に
境内に参拝者の足元を照らす提灯を灯したことが始まり。
大谷祖廟の境内や墓地一帯に約1万個もの提灯が吊るされ、
灯される。
総門に続く参道
総門
境内から「御廟」に続く石段(上り)。
「御廟」からの下り。下方の遠くには京都市内も見下ろせる。
墓地の入口から遥か上の方まで提灯の灯りが...。
境内には、門徒の子供たちの手作りの提灯も沢山並んでいた。
今年の「万灯会」のテーマらしい『灯』。
今年の元旦に発生の能登半島地震へのエールと思しき
「のと つなぐ」の灯り。
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我が家の宗派は「お東さん」ではなく、「お西さん」の西本願寺なので、
東大谷祖廟に参拝する機会はほとんど無いのだが、今回初めて
「万灯会」を訪ねて、御廟にもお詣りさせていただいた。
今年の「五山送り火」は、TVの録画で見物とさせていただいた。