今回も、またまた “紫式部と源氏物語” 関連の展覧会訪問記。
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先週の土曜日(2/17)の午前中、「三条通り 歴史文化講座と狂言の
歌謡体験」なる公開講座の第2回目を受講。
今回も会場は、「カンデオホテルズ京都烏丸六角」。
前回の記事でも紹介済みだが、京都市登録有形文化財に
指定の京町家(旧伴家住宅)を保存改修されたホテルで、
立派な梁(はり)や柱なども見応え十分。
講座終了後、京都市内の近場の博物館を巡ってきた。
その一つが、「西陣織あさぎ美術館」。
日本最古の伝統産業である西陣織を紹介する美術館。
西陣の中でも最高の織技術、1800口織ジャガードで織られた、
西陣織美術工芸あさぎの作品が展示されている。
仏教美術や琳派、印象派などの作品を、精緻な織技術で細部に
いたるまで繊細に表現する匠の技が見どころで、常設展のほか、
特別展も開催される。
現在開催中の特別展は「源氏物語と雅な歌人たち」。
会期は6月30日まで。
外国、特に中国からの来館者も増えているのか、「源氏物語」を
紹介するキャプションには、英語と中国語の解説も...。
京都市内の「源氏物語」ゆかりの地マップも。
「源氏物語」が誕生したのは、藤原氏を中心とした貴族文化が
花開いた時代。
華やかな装束に身を包み、和歌や管弦に興じる平安貴族たちの
雅な生活の様子を西陣織で表現されているコーナー。
これら特別展のほか、常設展も見応えある西陣織作品が多数。
「絹と黄金の茶室」
「琳派」コーナーの『風神雷神図屏風』(俵屋宗達)
「印象派」コーナーにも、良く知られた多くの作品。
『夜のカフェテラス』(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)
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実は、この日の午後は、公開講座受講後に、京都文化博物館で開催
された2023年度「第2回京都映画賞」の表彰式・上映会に参加を希望
していたが、希望人数が多過ぎて出席辞退と相成った次第。
夕方から、翌日の京都マラソンに出走で関東から来訪の元の職場の
後輩との夕食予定だったので、それまでの数時間を博物館めぐりで
時間をつぶすことになったのだ。
というわけで、「あさぎ美術館」と「京都市学校歴史博物館」を巡って、
久しぶりに2万歩強の街歩きの一日となった。