新しい年の初め、空が明るさを見せ始めた午後に訪ねた
子守勝手神社で、竹細工の干支「辰(龍)」に出会った後、
近くの粟生光明寺へと足を向けた。
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◆粟生光明寺
京都西山の麓に建つ西山浄土宗の総本山。
法然上人による念仏発祥の地、「浄土門根元地」として信仰を
集めている古刹。
オヤジの日頃のウォーキングコースのひとつだが、ほんの
ひと月余り前までは国内外からの “紅葉狩り” 客で大変な
賑わいを見せていた。
それが嘘のような静寂を取り戻し、正月に相応しい厳かで
清々しい空気を漂わせている。
総門前の見事な門松。
御影堂(ごえいどう)
法然上人像
つい先頃まで大賑わいだった「もみじ参道」の今。
「薬医門」
紅葉や新緑の時季には、ここが人気の撮影スポット。
参道脇の苔緑も美しい。
総門前の塔頭寺院の入口に飾られた「根曳き松」(※注)
京都の古い屋敷や老舗店舗の玄関などに飾られる「根曳き松」
※注:根曳き松は、門松の原型といわれ、京都で最も多く見られる玄関飾り。
平安時代の貴族たちが、初子(はつね)の日に小松を根ごと引き抜いて
遊んだといわれる「小松引き」の行事が元になっているという。
京都では、門に向かって右に雄松、左に雌松を飾るが、自然の松のため、
左右は不揃いになる。
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今年の初歩きは、元旦の子守勝手神社と粟生光明寺での初詣。
本日(1月2日)は、例年通りの堺市から次女ファミリーの来訪で、
長岡天満宮にも初詣。
孫のSakiもYohtaも、会うたびに身長も言動も、驚くほどの
成長ぶりを見せてくれる。
ファミリーの皆が健康な姿を見せてくれることが、神さまから
オヤジへの新しい年の初めにいただく「お年玉」と感謝。