5日前の天気予報、7月6日(土)は雨時々曇り。それが2日前になると雨のち曇りに。前日はというと、終日雨……。
さて、迎えた当日の空は朝から曇り模様。でも、予報は相変わらず傘マーク1つで降水確率90%。これから降るのか? いいえ、雨雲レーダーを観てみると、沿岸部は降っているものの内陸は夕方になっても雨雲がかかる気配はない。
「本当にあてにならない連中だな!」と呆れ怒る心境のなか、アドレス110を約30分走らせヤクルト戸田球場に向かった。
土手の前列に居ながら、後ろを気にせずに立って応援し続けていた虎党オバちゃん
今日の戸田球場は、いつもと雰囲気が違う。明らかに多い観客。そして、そのほとんどが荒川河川敷には現れない人たちだ。
その人々が集まった理由はふたつある。
指定当日券が完売となった戸田球場。荒川土手に約300人の観客が並んだ
1枚目のオバちゃんが邪魔だったのと隣に座るちびっこが五月蝿かったため、試合の早い段階で観る場所を変えた。これも自由がきく土手観戦のいいところ
ひとつは今日のゲームがイースタン・リーグ/ウエスタン・リーグ交流戦のヤクルト対阪神だったから。
もうひとつは阪神タイガースもとい、鳴尾浜タイガースの先発が藤浪だったからだ。
7月6日(土) 戸田スワローズvs鳴尾浜タイガース1回戦 スターティングメンバー
先発した藤浪晋太郎
ヤクルト先発はプロ17年目の館山昌平
対する戸田軍の先発は長く2軍生活が続くタテヤマン。1軍昇格のためにも快投を期待したのだが、バッテリーの隙を突いてくる虎の機動力の前に2回4失点KOという結果に。
失点には守備の乱れも絡んだが、それにしてもいいように走られすぎた
一方、藤浪も相変わらずのすっぽ抜けが見られるなど制球に苦しむ。ヤクルトはタイムリーこそ出ないものの、上田のファーストゴロの間に1点、犠牲フライで2点目を奪った。
得点圏で最低限の仕事を果たした“知人男性”こと上田剛史
ツバメの2番手を務めた日隈ジュリアス
館山の後を受けたジュリアスは3、4回を無失点に抑えたが、5回表に痛恨の2ランを浴びてしまい、再び4点差に。
しかし直後の5回裏、ヤクルトは濱田のセカンドゴロの間に1点を取って3点差とすると、6回表からは1イニングずつの継投に入り、3番手に2018年ドラフト3位の市川悠太を投入。7回には2016年ドラ1寺島成輝をマウンドに送った。
3番手としてマウンドに上がった市川悠太
6月20日の先発以来、中継ぎでの登板が続く寺島成輝
若手ふたりが阪神打線をゼロに押さえて迎えた7回裏、推しのひとりである男が反撃の狼煙を上げる。
下半身のコンディション不良から復帰した西浦がレフトにソロアーチを叩き込み、ゲーム終盤に2点差としたのだ。
今季第1号を放った西浦直亨
坂口智隆からボールを受け取る平井諒
8回表を平井がゼロで抑えその裏、一死一塁で打席を迎えた塩見が魅せた。逆方向にライナー性の強い当たりを放つと、ボールはフェンスを超えて同点2ランに。
これで6-6、”ホーム”でありながら常にアウェイだった私を含む燕党の声量が上がっていく。
同点アーチを放った塩見康隆。それを待ち構える列にはこのゲームのヒーローの姿も
最終回、中継ぎ陣が6回以降ゼロに押さえてきた最終回を任されたのは風張だ。
今季、ファームで5セーブを挙げている強メンタルは、この日も相手打線を封じ込むことに成功。そして、ゲームはいよいよ9回裏に入っていく。
勝利投手となった風張蓮
9回裏、ヤクルトの攻撃は1番の坂口から。ボール先行、3ボール1ストライクで迎えた5球目はサードゴロに終わり、先頭打者の出塁とはならず。
続く2番宮本のところで戸田軍ベンチは渡邉を代打起用。この選択が大当たり! 渡邉は4球目を逆らわずに弾き返すと、これがライトへの柵越え、代打サヨナラホームランとなった。
サヨナラホームランを放った渡辺大樹を迎えるツバメナイン
粘って粘って逆転サヨナラ。ナイスゲームでした!
この結果、交流戦第1ラウンドはヤクルトが6-7xで勝利。私にとっては今季初勝利となりました。ありがとう!
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2019年7月6日(土)
中日 1-3 ヤクルト(ナゴド)
最後はヒヤヒヤだったものの、マクガフがなんとか石川の勝ちを死守して今季初の4連勝!
山田がホームランを打った試合の連敗記録も止まりましたね。
それと、廣岡くん打率1割到達おめでとう(笑) 西浦&太田の復帰が近づいて尻に火がついてきたかな?