記事にはできないWECメモ。BR1編 | 昨日の記憶

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管理人はヤクルトファンのモータースポーツバカ。基本的に引きこもり体質ではあるものの、愛機アドレス110でふらっと遠出することもしばしば。

本日公開されたロシアンチームの画像を拝借して、ロードラッグ(ル・マン)仕様とハイダウンフォース仕様を比較検証します。

BR1のル・マン仕様登場は地元スペインのメディアを除けばおそらくどこの有名メディアサイトよりも早く写真付きで紹介しましたが、やはりこういうものは似たアングルの画像を見比べるのが一番。というわけで、ブログ限定の間違い探しスタート!


(c)SMP Racing|2018.02アラゴンテスト/2017.11アラゴンテスト

といってもお昼に発見した違い以外の物は見つけられていないんですよね。リアセクションが見られないのが痛いです。

フロントはフェンダー(イエロー)が巨大化。前方に大きく伸びたことで規定オーバーハング内に収めなければならないカナードの面積が小さくなっています。また、枚数も2枚ずつから1枚になっていますね。

また、フェンダーは横方向にも拡張されているのが2枚を見比べることでわかります。フェンダーの形状変更に伴いライトの取り付け位置もル・マン仕様ではやや外よりに見えますね。

先端ではノーズとの段差をなくしたフロントカウル(シアン)の処理は独特。やや分かりづらいがノーズの落ち込み角度も変わっている? ル・マン仕様ではフェンダーとノーズの間にある整流板がなくなっています。(このブログを書いている途中で気がついた)



(c)SMP Racing|2018.02アラゴンテスト/2017.11アラゴンテスト


別角度から見てもフェンダーとカウルの違いは一目瞭然。そのなかで地味~にサイドアウトレットのベーン形状(イエロー&マゼンタ着色部)が変更されています。

その変わり用はハイダウンフォース仕様で1枚と3枚という数にこそ違いがありますが、2014~15年のポルシェ919ハイブリッドとほぼ同じ。このやり口は単なる偶然ではないはず。

ところかわって、スペインのお隣ポルトガルのポルティマオではトヨタがBMWと一緒にプライベートテストをしておりましたとさ。



こちらの陣営は先月発表したル・マン仕様(※公に宣言はしていない)ではなくハイダウンフォースで走行していますね。眉毛の濃い方も帯同されているようです。


http://www.as-web.jp/sports-car/340561