前回のブログの記事に続きます

当日3つめのイベントが

「図書館 DE ジャズナイト」
~蓄音機で味わうジャズと朗読の夕べ~

でした

イベント紹介


演目


前半は朗読です
橋下さんの「to be サンタクロース」は時節柄のストーリーだけでなく、声もメリハリも素晴らしく、これぞ朗読なんだと感動しました。



次に、蓄音機で聴くジャズのSPレコードになります
これを聴きたくて今日やって来ました
曲目は上の演目の写真をご覧ください

使われた蓄音機は2種類
明治末期に発売された、初めての国産機「ニッポノフォン50型」(メーカーはニッポノフォン=現DENON=旧日本コロムビア)


昭和初期に製造されたコロムビアの蓄音機


SPレコードを1面掛ける度にハンドルを何度も回します。
昔は鉄針も1面掛ける度に換える必要があったそうですが、最近の針は性能も良くなって8枚程度は掛けられるそうです。
大体1面に入ってる曲の長さが2~3分でしたから、曲を聴いてるより、準備の方が長かったです。

レコードの溝を針でなぞって、溝に記録された音を電気で増幅しないで、そのままスピーカーから出します。音が小さいので、音が流れ始めると観客の方は静かに耳をそばだてます。

蓄音機で味わうチャーリー・パーカー「ビリーズ・バウンス」
Charlie Parker "Billies Bounce" Savoy 918 1945年
昭和初期にコロムビア社より発売された蓄音機で、SPレコードを聴きます。
 

 

 



蓄音機で味わうMiles Davis「Chance It」

マイルス・デイヴィス「チャンス・イット」
1952年録音です。BLP 1501。
 

 

 

SPレコードはLPでも発売されているだろうし、CDでも発売されていると思われます。いまでは遙かによい音で聴くことが出来るのです。それでも、わざわざSPを聴きたくなります。郷愁に駆られるからでしょうか。


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今日聴いたCDの中から1曲・・・・


Carla Bley "Sextet"~"Lawns"

カーラ・ブレイの「セクステット」より「ローンズ」です
(このアルバムのYoutubeが見つからなかったのでSteve Swallowとのライブをどうぞ)