社会的に弱い立場にある人々を含む全ての人を地域社会で受入れ、共に生きていく、という理念。済生会は、施薬救療(無償で治療すること)を使命として設立され、100年以上にわたって生活困窮者支援を積極的に行ってきました。現在日本は少子高齢化を迎え、さまざまな形で生活困窮社となる人々が増えています。医療・福祉を含めた広い観点から人々を受入れるソーシャルインクルージョンの考え方は、これからの日本に必要不可欠です。そうした人々を地域社会の一員として迎え入れ、共に支え合っていくための活動が、日本中で少しずつ広がっています。活動のさらに拡げ、すべての手に手を取り合って生きていく未来を創造することが、私たちの願いです。北海道済生会では、ウイングベイ小樽と連携し活動しています。