2022年 ドラフト候補 高校生 投手 【特Aランク】
榎谷礼央(山梨学院高校)
選手情報
名前:榎谷礼央
読み:えのきやれお
生年月日:2004年7月7日
身長:179cm/体重:76kg
出身:静岡県浜松市
小学校:浜松市立浅間小学校(2年時に野球を始める。当初は主に遊撃手)
中学校:浜松市立江西中学校(浜松シニアに所属。3年時に全国大会に出場)
高校:山梨学院高校(1年生夏からベンチ入り。2年秋に県大会5試合で自責点0)
投打:右投右打
最高球速:144km/h
持ち球:スライダー・カットボール・チェンジアップ
遠投:100m
50m走:6秒5
注目球団:ヤクルト・ソフトバンク
即戦力度:☆☆☆☆★
新戦力度:☆☆★★★
趣味:体を動かすこと
好きな野球選手:菅野智之
好きな球団:巨人
将来の夢:プロ野球選手
好きな食べ物:メロン
嫌いな食べ物:ナス
好きな芸能人:出川哲郎
ニックネーム:えのき
備考
・祖父、父と3世代で甲子園に出場している。
・春季関東大会では2回戦に右足首に打球が当たり、3回戦では痛み止めを服用して臨んだ
・礼央の名前の由来は礼は「とにかく礼儀正しく育ってほしい」との思いを込め、
央は「グラウンドの中央でプレーする投手をイメージ」している。
評価
どうしても高校野球をみているとスピードガンが表示が速いピッチャー=プロ野球で通用するピッチャーって考える方が多い昨今、彼のように自分がやるべき仕事を淡々とこなす仕事人のような投手はもっと評価されるべきである。
彼のすごいところは何といってもコントロール。外・内・高・低を的確に投げ分ける。はっきり言って155km/h投げる高校生よりも彼のコントロールの方が異常。
ちょっと…プロの1軍で投げるピッチャーでもなかなかやれって言ってもできない。
ストラックアウトをやらせてみたい笑
印象として似てる選手で例えると、元中日の吉見投手
今年春の関東大会を観たときに驚いたのは、彼はランナーを出してピンチになっても外に逃げるボールをほとんど使わないこと。
普通、ピッチャーはピンチになったら外に逃げるボールやショートバウンドになるような低めのボール、全力の直球などをつかうのだが、彼の場合はランナーがいようがいまいが、一定してストライクゾーンの内で勝負している。
ちょうどバッターが手を出したくなるボールを投げて、空振りやゴロを打たせている。さらに平均球速こそ130km/h前半にもかかわらずバッターが面白いように詰まるキレのあるストレートをコントロールできている。さらに、変化球でも簡単にストライクを取れるコントロールがある。
打たれるのが恐くないのかなと思うくらいどんどん投げ込む。肝の据わりっぷりに脱帽です。
彼の場合使いべりをほとんど感じない。9回を投げ切る体力もあるし、制球にも影響がない。
夏の選手権は彼にしては本調子じゃなかったのかなと少し残念な気持ちではあるが
ポーカーフェイスで淡々と投げ込む姿は将来への期待を膨らませてくれる。
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