カブタンです。

日本ハムファイターズがリーグ優勝を果たし、日本シリーズに挑みます。
北海道には、本当に日ハムファンが多いし、
みんな野球が大好きです。

ところで、函館には社会人野球の「函館太平洋クラブ」というチームがあり、
今年で創設110年を迎えます。 
太平洋=オーシャンということで、
函館にある野球場は、「オーシャン球場」といいます。

千代台公園にある「オーシャン球場」には、こんな銅像があるのです。イメージ 1

名捕手 久慈次郎さんの銅像。
昭和初期に、この函館太平洋倶楽部に所属した、すばらしいキャッチャーです。
昭和9年に、アメリカ選抜チームと試合をする日本選抜チームに選ばれて、
当時の沢村栄治投手とバッテリーを組み、アメリカチームを苦戦させたことで有名。

後の巨人軍の前身・大日本東京野球クラブができたときに、選手・主将としても要請されたほどの
お方だったそうです。

函館の球場にあるこの銅像・久慈捕手が構えるその先には、
旭川のスタルヒン球場にあるスタルヒン投手の銅像がある・・そうです。

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なんかね、ジーンときますね。

先日、函館市内のマチ歩きをし、
いろいろな函館の歴史にかかわりのある「称名寺」を訪れたら、
偶然にも発見!!

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久慈次郎さんのお墓がありました。
野球のボール、ろうそくを立てるところはキャッチャーミットの形です。

久慈次郎さんは、ランナーで出塁中、牽制球をこめかみにあて、
2日後に亡くなりました。
多くの人たちに親しまれ、惜しまれながらの悲劇。

函館の社会人野球では、今でも「久慈賞」が創設されているのです。


歴史がいっぱい詰まっている函館。
マチ歩きで知ることができる人々の思いがたくさんあります。