大まかにこの夏を振り返ってみると兎にも角にも「暑過ぎる」という印象を受け続け、且つ「地球最期の日」(Judgement Day)への意識が一層強まった夏となったと感ずる僕がいる。

 

 俗に言う「お盆」の時期が過ぎてから「異状」(Disease of Hokkaido climate)と申し上げて差し支えない程の「猛暑」に見舞われた今夏の北海道。それ故僕も何度も「早退」を余儀なくされる夏となった。勿論「職場環境」にも原因は1つあるけれども(現在の職場への異動となったその日に、「夏は前の職場よりも暑い」と予め伺ったものの……)、季節が夏から秋になろうとする今の時期に今週のような「猛暑」となるのは「異常気象」よりも寧ろ「異状」(Disease of the Earth)と申し上げた方が相応しい感覚だ(それ故、このブログに於いては「『異状』気象」と表現する)。また、国際連合事務総長を務められるAntónio Guterresさんを通して「地球沸騰化」(Global boiling)についての指摘が出され、既にこれに起因する悪影響が北海道にも及び、取り返しのつかない状況が迫っている点についての警戒心の在り方について問われているように感ずる。

 

 北広島市某所にある仕事の拠点の個室にも、栗山町にある拙宅にも、所謂「エアーコンディショナー」(Air conditioner 日本語では「クーラー」と称されることがある)が設置されていない。前者には食事を摂る場所や廊下にこれがあるので、それが作動すれば個室の入り口の扉を開き、そこからの冷気を個室に入れるとある程度涼しくなるときもあるが、「防犯」という面にFocusを当てると個室への入り口の扉を開けた状態で就寝するのは悪かろう。そのような状況下、Internetを最近検索すると「ワイルドクーラー」(持ち運び可能の、小型スポットクーラー)なるモノの存在を知り、北海道でこのような暑さが観測され得ることが判明した今、来夏に向けて購入を検討している。僕の知る範囲に於いて、所謂「スポットクーラー」よりも比較的安価で購入できるモノが多く(だいたいは¥20,000で購入できる)且つ「持ち運び可能」なことが購入と前者の個室に於ける使用とを検討する決め手となった。僕にとって。後者に於ける使用を躊躇うのは排熱に必要なダクトの設置がし難(ニク)い為で(id est:スライドさせて開閉するタイプの窓でない)、スライドさせて開閉するタイプ以外の窓が設置されている部屋でも比較的ダクトを設置し易いモノが出れば後者に於ける使用も検討し易いのが本音だ。

 

 何はともあれ、北海道の今夏は天候の良くない割に湿度が高く蒸し暑く、夏の終盤で本来の晴天が戻り「異状」と申し上げて差し支えない暑さとなった。北海道で夏に所謂「エアーコンディショナー」が必要となるのはおかしい。