「あなたは私の目にたっとく、重んじられる。私はあなたを愛する故に人をあなたの代わりに、諸国の民をあなたの命の代わりに与える。」(旧約聖書『イザヤ書』Chapter 43、§4)

 

 偉大なる天の父なる神さま、あなたの貴(トウト)いお名前を心より崇めて、讃美致します。

 

 きょうはConnecticut州出身のグループ・Carpentersのメンバーの1人であるKaren Carpenter(1950~1983)があなたのみもとに帰った日で、そのあまりにも悲し過ぎる報(シラセ)からきょうで40年の歳月が経ちます。この僕がCarpentersを知るきっかけは中学校2年生と3年生との頃の英語の授業を受け持ってくれた先生を通してですが、兄妹の名を知るのは高等学校に進学してCarpentersのCDを購入してからです。そしてKarenが1983(イッセンキュウヒャクハチジュウサン)年に若くしてあなたのみもとへ帰ったことを知るのも高等学校に進学してからのことで、この僕はKarenの召天から4年後(ノチ)に生を享ける者なので勿論リアルタイムでその旨を知った訳ではございません。とは申しましてもKarenの召天をリアルタイムで知ったファンの方々やRichard(1946~)をはじめとするご遺族の抱える心の傷は僕たち1人ひとりの力だけで癒されません。即ち、心の傷を癒す力を持つ方はあなた以外にいらっしゃいません

 

 Karenの地上の命に於けるある時期から、外見にコンプレックスを抱えていた旨についてはこの地上の世界でもよく知られていますけれども、あなたがイザヤを通してこのように語って下さるように、これはKarenにとっても同じはずです。1つの視点から捉えるとここに確りと立てばKarenはもっと長く地上の命を生きるはずと申し上げても差し支えないかもしれませんが、僕たち人間がこのように言い切ってしまうと性急に過ぎます。ましてやこの僕はKarenでもなければCarpentersについて詳しくもないので察しかねる部分が多々ございますが、Karenにしか感ぜられない悩みや心理的な傷などが他にあった可能性があります。即ち、ことの真相を真実に知るのはあなただけで、嗚呼主よそれさえもあなたに御(オ)委ねすることが僕たち1人ひとりにいま1度求められます。しかし、Karenにあってはこの地上の命に於ける「死」を以ってすべてが終わりではありません

 

 どうぞ、Karenがあなたのみもとにてやすらぐことのできますようよろしくお願いします。そしてRichardをはじめとするKarenのご遺族の方々やファンの方々、そしてKarenとRichardとの兄妹と親交を持つすべての方々にあなたの憐れみが届きますようよろしくお願いします。また、Carpentersの作品がこれからもとこしえに、また多くの人たちに歌い継がれ・奏で継がれていくことのできますようお願いします。最後ですが、このお祈りがこの僕の素直な気持ちを込めつつ、あなたとイエスさまとにしっかりすがり・信頼をしつつそれらに堅く立ち、それに真実に基づいてお捧げするお祈りとなることのできますよう、また真実にあなたにすべてをお任せしてお捧げするお祈りとなることのできますよう、そして誰よりもKaren及びご遺族やファンの方々の為の執り成しのお祈りとして真実にお捧げするお祈りとなることのできますよう、主の導きをお願いします。

 

 あなたにすべてを期待し委ねて、愛するイエスさまのお名前によってお祈りをします。

 

アーメン