きょうの北海道に於けるCOVID-19(例の「新型コロナウィルス」)及びその「変異種」(Variants 変異株とも)や「派生種」(派生株とも)などへの新規罹患者数は6,550人にものぼったといい、いつ・誰が・どこで・どのような経路で罹患しても不思議でない状況が依然続いているという印象を受ける(僕のLINEに、その旨を伝える速報が届いた)。

 

 巷(チマタ)に於いては札幌市が2030年の冬季オリンピックの開催地に立候補しているとの旨を聴くけれども、もし冬季オリンピックが札幌で開かれたら観戦にいらっしゃる多くの方による所謂「ゴミのポイ捨て」などに起因する土壌汚染の深刻化が懸念材料として1つある。また、観光客の移動にも所謂「温室効果ガス」の排出量や「窒素酸化物」{Nitrogen oxide(IPA:[náɪtř̥əʤən ɑ́ːksaˑɪd]若しくは[náɪtř̥əʤən ɒ́ksaˑɪd]) 以下、NOx}の生成量の増加(videlicet:大気汚染)という懸念材料が含まれ、これらもまた地球の病気の一層の悪化を助長する。これらへの懸念を札幌の現在の市長さん(秋元さん)は十二分に踏まえているのか?この点についてどうしても疑いたくなってしまう(id est:「地球の治療」の為の選択を、北海道から実践・発信することが大切だ)。

 

 何度も繰り返し申し上げている通り、COVID-19及びその「変異種」や「派生種」(以下、「変異種」や「派生種」をも含めてCOVID-19と記す)は「地球温暖化の連鎖反応」(Chain reaction from global warming)として発生して全世界へ飛び火した新型伝染病の1つなので、以前の日常を本気で取り戻したければ「地球の治療」が絶対不可避。さもなくばCOVID-19のような新型伝染病がいとも容易くこの北海道で発生し、全世界へ飛び火してしまう危険性を大いにはらむ。斯く申し上げる僕が「環境問題」への本格的な興味・関心を抱くきっかけはCOVID-19の発生と全世界への飛び火だったので、これもまた予てより申し上げている通り、少なくともあの「重症急性呼吸器症候群」{Severe Acute Respiratory Syndrome([sɪvíɚ əkçùːt résprətɔːri sɪ̀ndřoʊm], [sɪvíɚ rəkçùːt résprətɔːri sɪ̀ndřoʊm]若しくは[sɪvɪ́ə ɾəkçùːt réspəɾətř̥ɪ sɪ̀ndřəʊm]) 以下、SARS([sɑɚz̥]若しくは[sɑːz̥])}を教訓としてそれへ本格的に興味・関心を抱き、「節電」を含む具体的な行動を起こして継続すれば今の状況は絶対阻止できたはずだと強く感ずる(>_<)。というのはSARSもまた、「地球温暖化の連鎖反応」として発生した新型伝染病の1つだからだ(かかりつけの心療内科の先生から、SARSについてもまだ根絶されていないと伺ったことがある)。SARSの発生にもまず間違いなく「温室効果ガス」の排出量やNOxの生成量の増加が大いに関係しているが、SARSがラジオ等のニュースで騒がれたときの僕は高校生だったので「随分騒がれているなぁ……」という印象でしかなかった。「節電」は「東北地方太平洋沖地震」及びそれに因って引き起こされ、「想定外」では許されないほどの甚大な被害をもたらした「東日本大震災」が教訓なので、COVID-19の禍中にあって「節電」への本格的な取り組みの開始もまた遅過ぎることを痛感する。

 

 それ故、誤解を恐れず正直に申し上げるならば秋元さんには2030年の冬季オリンピック・パラリンピックの札幌への招致を諦め、「地球の治療」の為の選択の模範を全世界へ示して頂きたいと心底感ずる。