きのうの北海道に於けるCOVID-19(例の「新型コロナウィルス」)及びその「変異種」(Variant 変異株とも)や「派生種」(派生株とも)への新規罹患者数は5,290人も確認され、札幌に於けるそれが再び増加に転じたという(僕のLINEに、その旨の速報が届いていた)。

 

 依然として1日あたりのCOVID-19及びその「変異種」や「派生種」(以下、「変異種」と「派生種」とを含めてCOVID-19と記す)への新規罹患者数は高止まりという印象を受ける中(ラジオ等による報道では「第7波」と伝えられる傾向)、「北日本」に於ける「異状」と申し上げても過言でない程の累積降水量に起因する土砂災害や水害などについての報道に接するときが増えたと感ずる。この北海道に於いてもここ幾日かの間(カン)場所によって「異状」(Disease of Hokkaido climate)と申し上げても過言でない程の累積降水量が記録され、そのような中で1日あたりのCOVID-19への罹患者数が依然4桁の状況下にあることを踏まえると「異常気象」よりも寧ろ「異状」(Disease of the Earth)と断言しても差し支えない(それ故に、本稿のタイトルの「異状」には鉤括弧を付けたのだ)。それは北海道も例外でない。

 

 いま1度僕たち1人ひとりが「地球の治療」を一層強く意識し、環境活動家・Greta Thunbergさん(以下、Gretaさん)を通して示される神さまのお怒り・“How dare you!”(「よくもそんなことを!」と解釈される傾向を感ずる)と真正面から向き合い、「地球に優しい生活」へと切り替えなければCOVID-19の根絶は実現しない。以前の日常を本気で取り戻したいならCOVID-19を根絶するしかなく、その為には「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals 以下、SDGs)の早期実現が避けて通れない(「地球の治療」を意識した生活はその為の最初のStepだ)。斯く申し上げる僕も今の職場へ異動してから職場に於けるSDGsへの意識の薄らぎを感じている(exempli gratia:ペットボトルに入った飲料を自販機で購入する回数の増加)。北広島市某所にある仕事の拠点に於いては、ペットボトルを提出する際それに付いているフィルムを外し、フタとフィルムとペットボトル本体とに分別しているが、それだけではもう対処できない程地球の病状が深刻化した(この「異状」気象とCOVID-19の第7波とがこれを明示している)。今、Gretaさんを通して示される神さまのお怒り・“How dare you!”が改めて強く思い起こされる(>_<)。

 

 5月下旬に僕もCOVID-19に罹患し(僕の場合は、喉の違和感と喀痰とだけが見られた)、繰り返し申し上げている通り罹患が判明したその日を含めて11日間の隔離生活(~6月7日)を余儀なくされたことがあり、今尚そのとき味わった「恐怖」が尾を引いている。「異状」気象が続く中で1日あたりのCOVID-19への新規罹患者数が高止まりしている状況下に於いて、7月に行われた参議院選挙の結果から示された、有権者に於けるSDGsの早期実現への意識の薄さを踏まえると地球の病状が一層悪化するに違いない。それに伴って、将来COVID-19のような新型伝染病が次から次へと発生する状況下に僕たち1人ひとりが置かれることはこの時点で既に想像に難くない。勿論僕1人だけが「地球に優しい生活」へと切り替えても効果がないので確かにもどかしいが、この地球でしか生きられない僕たち1人ひとりが「地球の治療」を意識して「地球に優しい生活」へと切り替えれば、仮令(タトエ)何世紀要ってもCOVID-19は必ず根絶できる(id est:「地球の治療」は僕たち1人ひとりの生活の在り方にかかってくる)。そしてそれは「異状」気象の回復にも絶対不可欠だ。ここ幾年かの北海道の夏もまた「異状」と申し上げても差し支えない程湿度が高い傾向にあり、これもまたCOVID-19の変異を助長する一要素となっている。それ故僕たち1人ひとりがいま1度「地球に優しい生活」への切り替えは「待ったなし」であることを意識し、SDGsの早期実現に何としても繋げなければならない。

 

 地球の病状の深刻化は更なる恐怖をもたらすので、「これ以上深刻化させてはならない」のではなく「何としても地球を治療しなければならない」。さもなくば地球は滅びてしまう。以前の日常が戻る前に。