このブログやInstagramに於いて何度も繰り返し申し上げている通り僕の「いちばん好きなポケモン(「ポケットモンスター」の略)」は「ゴース」(vide infra:図鑑番号092・ガス状ポケモン/Ghos)だが、誤解を恐れず正直に申し上げるならば何故ゴースを好きなのか(若しくはゴースのどのようなところを好きなのか)というお尋ねを頂いてもわからない。

 

 とは言ってもことしの3月4日にゴースの写真を僕のInstagramにUpして以降(コチラを見よ)何故若しくはどのようなところを好きなのかについて色々と考えてみたところ、「もしかしたらこのようなところが好きなのではないか?」という点が幾つか見付かったのでそれらのうちの一部についてこのブログに於いて挙げてみようと思う。まずはある種「Mysterious(IPA:[mɪstɪ́riəs], [mɪstíɚriəs], 若しくは[mɪstɪ́əriəs])なムードのポケモン」(英語で表現するとPokémon with a kind of mysterious moodという感じだろう)という点。僕の個人的な感じ方に過ぎないけれども、僕が最初にプレイした「ピカチュウヴァージョン」(僕の周りに於いて「ピカ版」と略されたと記憶する)を含む比較的早期のGame Boyカートリッジ(videlicet:赤・緑・青・ピカチュウヴァージョン)のシナリオに於いて最初に野生の「ゴース」が出現するのは「ポケモンタワー」(シオンタウンにある)で、且つそこが唯一の出現ポイントだった。だが、「ロケット団アジト」(タマムシシティ)に於いてそのボス・サカキに勝ち「シルフスコープ」を入手し、且つそれを手持ちの道具として持参して初めて「ゴース」として出現する(id est:「シルフスコープ」のない条件下では「幽霊」として出るだけだ)という条件があるのでこの点がMysteriousと感ずる。但し、「金・銀」では「マダツボミの塔」や「スズの塔」(何れも夜)に行くと「シルフスコープ」が無くても「ゴース」として出現するようになっていたので、この点もまたMysteriousだ。僕にとって。

 

 もう1つは「同じタイプのポケモンが極めて少ない」点ではと感ずる。僕の知る範囲に於いて「ゴースト」タイプと「毒」タイプとを併せ持つポケモンは「ゴース」・「ゴースト」(vide infra:図鑑番号093・ガス状ポケモン/「ゴース」がLevel 25で進化する。また出現率は低いが、野生でも登場する)・「ゲンガー」(図鑑番号094・シャドーポケモン:詳細はコチラを見よ)の3種だけだ。

「ゴースト」タイプの特徴としては「ノーマル」タイプと「格闘」タイプとの攻撃技を無効にしてしまえるところにあるが、純粋な「ゴースト」タイプのポケモンならば{exempli gratia:ムウマ(図鑑番号200・夜泣きポケモン:詳細はコチラを参照せよ)}例えば「スモッグ」や「ヘドロこうげき」など「毒」の補助効果を持つ攻撃を受けたときにこれによる追加ダメージを受けるリスクが伴う(id est:それらの技を使うポケモンの繰り出されるケースが想定される)。「毒」の補助効果を受けると戦闘時以外でも4歩進む毎にHPが1減ってしまい(戦闘時以外でHPに影響するのは「毒」の補助効果に限られる)、あまつさえ、例示した2種の攻撃技に因る「毒」の補助効果の出現率は4割と極めて高い。但し、この段落で例示した3種であれば「毒」タイプを併せ持つことで「毒」の補助効果だけは防げる。また、例えば相手が「格闘」タイプのポケモンを繰り出してきたときに「ゴース」をコチラが繰り出せば「格闘」タイプの攻撃技(exempli gratia:けたぐり、まわしげり、et cetera)に因るダメージを回避できるところが僕にとって魅力と感ぜられたことも覚えている。勿論「みやぶる」を使われるとそれらに因るダメージを受けてしまうので要注意だが、「ノーマル」タイプのポケモンに対してとは異なり(id est:「ノーマル」タイプのポケモンに対しての「ゴースト」タイプの攻撃技は無効となる)、「格闘」タイプのポケモンに対してならば「ゴースト」タイプの攻撃(exempli gratia:したでなめる、ナイトヘッド、シャドーボール、et cetera)が有効なので「格闘」タイプ対策としては十二分に考えられ得る。

 

 因みにポケモンの「アニメイション作品」(アニポケとも)に「ゴース」が初めて登場したときは僕たち人間の言葉を使う描写があったが、のちにどこかのジュンサーさん(警察官の女性キャラクター)も「ゴース」を出した場面があると記憶する。