ある朝のこと。Webページ・『トラベルメディア「Traicy―トライシー―」』を開くとJAL(Japan Airlines)が登場させたA350(Airbus。この断りは省くのが普通である)について綴られた記事があり、曰く10月下旬からCTS(New Chitose Airport)とつながるコースにそれらを登場させる計画だという。

 

 Webページ・Aviation Wireを通してJALはここまでに少なくとも3機のA350を登場させた旨を聴いている。そこで僕が必然的に気になる点の1つにどのA350をCTSとつながるコースに登場させる計画であるかということがある(id est:本格デビュー後、僕が最初にCTSで撮れるA350は何号機か?という点)。JALが最初に登場させたと思われるA350{vide infra…(1)}については、テストフライト(飛行訓練とも)でCTSに降りてきてくれたとき少なくとも3度目撃・撮影を行えた。このことから敢えて単純に考えると、もし10月下旬にCTSとつながるコースに於けるA350のデビューが実現するならばそれを含むA350を撮るチャンスが僕にもない訳ではないと言える。尚、JAL以外にいるA350について申し上げるとすれば、CPA(Cathay Pacific Airways: Hong Kong)にいるA350{vide infra…(2)}をCTSで1度撮れただけだ。2019年6月下旬に初めて。

 

(1) JALにきたA350のうちの1機

 

(2) CPAにいるA350

 

 CTSとつながるコースに10月下旬からA350が予定通り登場するか否かについても勿論気になる。そこで時々ご一緒させて頂くある方から、ドメ(Domestic line 国内線)・インター(International line 国際線)共にPBB(Passenger boarding bridge 空港のターミナルビルディングと旅客機とをつなぐ、渡り廊下の役割を担う装置)の改修が行われていないので現況下に於いてA350も入れない訳ではないようである、との旨のご意見を頂いたことがある。とは言っても、CAL(China Airlines: Taiwan)がCTSとつながるコースに以前動員していたB-4{Boeing 747: Jumbo、Jumbo Jetなどとも/exempli gratia: vide infra…(3)}の後継者(という表現は如何なものか、と思わない訳でない)にA350でなくB-7-3 ER{Boeing 777-300 Extended Range/exempli gratia: vide infra…(4)}を任命して{僕にとって、稍(ヤヤ)意外な展開である}今に至っていることから少なくともインターのPBBが合わない可能性を考えたことがあるのも事実だ(今の職場のある先輩よりこの旨を伺ったことがある)。それを踏まえると、CALやCPAなどにいるA350が現在のCTSに降りてきてくれたとき{exempli gratia: vide supra…(2)}にはその都度、Ramp{IPA:[ræmp] 船舶・航空機の乗り降りに用いる梯子(広辞苑)。オランダ語風に「タラップ」とも}が必要なケースもあると思われるところ(前述のテストフライトのときも、これを用意する様子が見られた)。

 

(3) CALにいるB-4

 

 

(4) CALにいるB-7-3 ER

 

 10月下旬からCTSとつながるコースにA350を登場させる計画であることがわかり、僕は少し安心である。これと同時に、CTSのドメに於けるA350のデビューが楽しみでもある。