ある朝のこと。Webページ・Aviation Wireを拝見したところANZ(Air New Zealand)がB-8-10(Boeing 787-10)を8機登場させる予定だとの旨を伝える記事があった。

 

 それによれば、これに伴いB-7-2 ER(Boeing 777-200 Extended Range)を同エアラインは8機リタイア(退役)させるつもりともいい、次段落で申し上げることとあわせて鑑みると民間機に関してはB-8(Boeing 787)を登場させ、B-7など僕にとって馴染み深いタイプのリタイアが進みゆく流れ(id est:それらを撮るチャンスが減りゆく)が世界的に広まりつつある状況と言える。僕の場合原則毎月の最終金曜日にCTS(New Chitose Airport)へ旅客機を撮りに出掛けるペースの為ANZ在籍機を撮るチャンスは基本的に掴み得ない。でも、例えば何らかの理由からDiversion(IPA:[dəˈvɝːʒn] 予定外の空港に着陸すること。ダイヴァートとも)が掛かった(行われた)ときにそれらANZ在籍機をそこで撮れる可能性はない訳ではないとも言える{それに因り、CTSに降りてきてくれるとは必ずしも言えないが……(-_-;)}。因みに、B-8という面にだけFocusを当てたら、ANA(All Nippon Airways)にいるそれらが中心ではあるが、これまでに僕も何度か撮れているところだ(vide infra)。

 

 更に、『月刊Airline』2019年6月号(詳細については、Page 58~63を見よ)にはAJX(Air Japan:ANAの系列子会社)がB-8-10を登場させた旨についての記事がある。1つだけ敢えて気になることを申し上げるなら当初の計画ではこれらB-8-10をすべてドメ(Domestic line 国内線)に専従させるつもり(何かで拝読した記憶がある)だったような気がするところだが、これはどこかで(具体的にどのタイミングかについては流石にわからない)計画を見直して変更と修正とを加える必要性が生じたことに原因が1つあると推測できる(このブログをお読み下さる皆さんはどのように感ぜられるか?率直なご意見を切に求める)。またJAL(Japan Airlines)もドメにB-8を登場させる計画があるとのことなので、これからCTSに於いてB-8を撮るチャンスが増えるか否かについても気に掛かる。

 

 これらを踏まえると、民間機の撮影はこれからB-8が中心の時代になると推測できる。例えばANAはそれらB-8のLauncher(「ローンチ・カスタマー」とも。詳細は『ANA 200のひみつ』Page 66を見よ)であることからANAについてはまずそのようになるに違いない