2019年の場合は4月21日がEaster(IPA:[ˈiːstɚ] 復活祭、イースターとも)で、必ず毎年の春に行われると聴いたことがある。僕も勿論、この地上の社会でもEasterが春の行事として定着することを切に願う。

 

 さて、普段通う地元の教会に伺い始めてから気になることがこれに関して幾つかある。その1つは「Easterが何故必ず春に行われるのか?」ということ。Easterは、僕たちの罪(Sin)の身代わりとなり十字架刑を負い死んで下さったイエスさまがよみがえられたこと(イエスさまご自身が復活を証して下さったのでもある)を記念する行事である。2019年は3月6日が「灰の水曜日」{Ash Wednesday:四旬節(Lent:Easter前日迄の46〈シジュウロク〉日間。この間〈カン〉日曜日が6回あり、日曜日を除くと40〈シジュウ〉日間となる)の第1日}であり、暦(コヨミ)の上では確かに「春」(Spring:北海道の場合、気象等の条件によっては「冬の只中」と感じない訳ではない)。また、前述の通り2019年はEaster当日も確かに暦の上の「春」なので、僕にとって不思議であると同時に関心の湧く事柄だ。

 

 もう1つは、「Easter EggとEaster Bunnyには何の関係があるのか?」ということ。地元の教会の牧師先生を通し、Easter Egg(着色したゆで卵)は「命の象徴」だと伺ったことがある。また、幼稚園生時代だったと記憶するところだが、The USA(The United States of America)の家庭に於いてそれらEaster Eggを家の中の様々な場所に隠し、子ども達がそれらを見つけるというゲーム(という表現は相応しいか否か不明)の行われる場合があるとの話が、当時の教育番組の中で紹介されていたことがある。また、『Genius英和辞典』にはEaster Eggについて「生命の象徴として、贈り物や飾りにする」との旨の記述とThe UK(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)に於いてはチョコレートで作った卵がEaster Eggである旨のそれとがある。尚、後(ノチ)になってからこのように家の様々な場所にEaster Eggを隠すのがEaster Bunny(ウサギ)だと言われる旨をラジオの英語講座経由で知ったが……。更に、Neil Sedaka(1939~)の代表曲・Calendar GirlにもこのEaster Bunnyという言葉がある

 

 勿論、Easterに関して僕にとって最も不思議なことは本稿タイトルの通り「一体全体いつの頃からこれが必ず春に行われるようになっったのか?」についてだが、この地上の社会に於いてEasterも「春の行事」として定着して欲しいものである