はりは、病気を治す力をつける | 表参道のはり灸院 フェリス表参道

表参道のはり灸院 フェリス表参道

フェリス表参道は、
脉診流鍼灸治療 経絡治療
を、専門に行う鍼灸院です。

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-7-12-2B
電話03-5879-8113

表参道のはり灸院 フェリス表参道の木下です。

はりをしていると時々こんな会話になることが有ります。

「あなたは、胃腸の調子があまり良い方ではありませんね」

と言うと、

「どうしてわかるのですか」

などと、逆に質問されます。

このようなことは、脉診や、体表の観察をしていると概ねのところは
判断がつくようになります。

では、何でもわかるのかと言えば、そういうものでは有りません。

病院で色々な検査をしても「全て異常なし」などということが
あるように、分からない部分があるのも事実です。

はりや灸の治療というのは、経験医学と呼ばれており、2千年とか、3千年
という長い年月を伝承されてきた技術であって、極論すれば、理論は後から
付いてきたということになります。

今では、沢山の研究がなされており、かなりの部分が解明されつつ有りますが、

はりをしたらどうして、痛みがなくなるのか、

やけどにどうして灸が硬貨あるのか、

など、大変不思議なことはまだまだ沢山有ります。

治療中には、何回も脉診をし、体の観察は怠りません。
今、行ったはりがその患者さんに取って本当に良いはりであったのか
どうかの確認もしているのです。

そうして、丁度良いところで、治療は終了ということになります。

一度で、解消されないこともあるかもしれません。しかし、回数を重ねる
ことにより、着実に、体は治す力を付け、生きる力を蓄えて行くのです。

はりは、気の調整と言われます。
気を整えることにより、細胞を活性化させ病気や症状を治す力を付けて
行くのです。