「お金が掛かるんです!」の是非 | 北海道地区学生会@法政通信のブログ

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このご時世、“強い人間”になるには、お金が掛かります。
精神論、体力論だけでは勝てません。

四半世紀前に阪神の野村克也監督(ノムさん)が、
「強いチームをつくるにはお金がかかるんです」と当時の久万オーナーへ言い放った事があります。

要は、強いチームをつくるには勝てる監督を据えるのが不可欠と考えていた事への批判です。
ノムさんは、勝てるチームをつくるには、まず良い選手が必要だと、オーナーへ言いました。

これって、勉強でも当てはまる事が出来ます。

東大合格、国立大医学部合格を目指すとき、司法試験や公認会計士等の超難関な試験の合格を目指すとき、上級の公務員やアナウンサー等の倍率が高い採用試験の合格を目指すとき、独学ではまず無理で、
やはり大学受験・公務員試験予備校、資格試験予備校、アナウンススクールへ通うはずです。

言うまでも無く、スクールに通うのはお金が掛かりますし、お金さえを投じれば合格出来るわけでもありません。
冒頭の精神や体力も必要です。

30年前、上述のノムさんがヤクルト監督(ドラマで家なき子が流行していた)頃、進路相談で専門学校の先生に
「高校を卒業したら、パソコンを使える事務職を目指す専門学校に進みたいから、今のうちに情報処理技術者などの問題集を買って読んでみます」
と言うと
「普通科の高校生が市販のテキストを問題集を買って、軽く読んだ程度で難しい国家試験に合格できるなら、専門学校なんて要らないんだよ」
と言われた事があります。

結果的に進路は専門学校ではありませんでしたが、今でもその頃の話を思い出します。

ところで、今、若い頃の自分の学力を訊かれると
「恥ずかしい成績でしたよ」
と言うと、「うそ~」とか、怪訝な表情をされるときがあります。
しかし、この頃の学級担任や同級生など、自分の学力や成績が優れていたと思っている人は皆無です。

自分の30年前の学力・成績、いや学校生活そのものが、
暗黒期阪神(1987年~2000年代初め)やイチローが抜けた後の2000年代のオリックス状態でした。
まさにダメ虎ならぬ、ダメ人間…

今と違って、タブレット端末もスマホはもちろん、インターネットもほとんど無い時代でした。
現在は勝つためには、それなりに正しい投資が必要です。

通信制大学で学ぶのは、人生の正しい、賢い投資だと思っています。

余談ですが、30年前に「法政大学」の名を聞くと、
「あー、TVタックルに出演している(舛添さんとよく喧嘩する)田嶋陽子さんが教授の大学ね」
くらいにしか思い浮かべませんでした。
(この頃はプロ野球選手の出身大学すらイメージ出来てませんでした)