在特会について -第二ステップは全ての勢力の鬼門ー | (ネトウヨ認定された)hokkのブログ

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危機に瀕する日本
全ては戦中・戦後の欧米、中韓による日本人極悪説のプロパガンダと自己反省する日本人性格による、自信喪失と物言わぬ日本人気質が招いた危機です。
理不尽な中国、南北朝鮮の批判には徹底した反論をしていくことは日本人として最低限の務めです。

在特会に関しては、一歩引いた目で見ています

理由は歴史が浅いこと、そして少し日本人気質に合わない言動があることなどから。


少し簡単に論評してみたいが、あくまで個人的な考えです


◆在特会の良い点


 ・直接的表現と行動

  

  これまで戦後の一方的戦勝国側理論で反省するだけの思考と姿勢を

  強要されてきた日本人が、胸の内にある声をネットやデモと言う

  直接表現によって世間にその考えを主張する方法を取ったこと


 ・市民目線で公的機関への切り込み


  本来追及されるべき陰に隠れた在日優遇問題に切り込み

  直接公的機関に掛け合い議論し説明の場を作っていること


 会長は滑舌も良く、分かりやすい主張で、部分部分では賛同する

 日本人も多いと思われる


◆在特会の悪い点


 ・表現の行き過ぎ


  「殺せ、海に沈めろ」は、明らかに行き過ぎの表現

  日本人ならば、社会常識、法に従った主張をすべき

  言った言葉を実行したら犯罪になってしまう様な表現は

  罪に問われ無いとしても避けるべき


 せっかく賛同する日本人も多い筈なのに、

 この部分で離れて行く市民も多い筈

 表現方法で支持を得られないとしたら、勿体ないことで会としての

 目的も達成できなくなる


以上ですが、現在最も気になることは

会を大きくしたのは、これまでにないネットをフル活用した過激な表現と直接行動などが要因で注目を集めたと思うが、会に限らず、勢力や組織が大きくなって成長していく過程には、その段階に見合ったやり方や考え方があるべきであり、それをはき違えると破滅、衰退の道に向かうのが自然の理です


最初に注目集めたのは、これまでにない表現と行動が目を引いた要因で、これは良くあるパターンで、第一ステップの世間一般に認知される段階が終わった


次は、会の本当の目的を広く認知させることと、長く支持される基盤を作ること

世の多くの新興勢力がつまづき、消滅するのはこの2段階目でとん挫することが多い


この第二ステップでやっては行けないのは第一ステップで成功した要因に拍車を掛けてはいけないと言うこと。つまり、世間の目を引く過激な表現や直接行動を第一ステップ以上に推し進めることが第二ステップの成功に繋がると思ってはいけない


日本人は多元価値観民族ゆえ、最初に注目を集める手段は、はっきりいれば何でも良い

中身よりも注目を引くネタがあれば良い

面白いこと、変わったことには、とりあえず日本人は飛びつき、興味を示す

ただし、その後が大変

同じことの繰り返しでは、まず興味や賛同を得られない


在特会が、もし、第一ステップで成功した要因を第二ステップでもやろうとすれば、おそらく失敗に終わるだろう


表現の過激さに拍車をかけ、直接行動を手当たり次第に広げるだけでは市民の支持は増えないどころか減ると思われる


第一ステップで成功した要因は第二ステップ成功の要因とはならないどころか、逆にマイナス要因になることの方が多いと言うことを考えてほしい気がする。現在を見ていると、私が望む方向には行ってないように見える


第二ステップは、市民に対し、会の目的をさらに詳細に分かってもらえる努力と、今後広く長く支持される様に、デモや討論会に一人でも多くの一般市民が参加しやすいような下地作りをすべきではないかと思う


法やルールに則り、一般市民が口に出来る表現方法で行うデモであれば、女性や子供でも日の丸掲げてデモに参加できるような、そんな会になってほしいのだが、現在はとてもそのような雰囲気には見えない。


おそらく在特会の人間であれば「そんな甘っちょろい考えでは何も変わらない」と言う反論が浮かびます。しかし、会の目的を達成できず消滅していく様では、それこそ何も変えられない結果になります。


第二ステップは最終ステップに繋がる全ての勢力にとっての鬼門です

駅伝で第2区が”花の2区”と呼ばれる重要さは偶然ではありません。