慰安婦問題(1) -カピパラ氏への返答ー | (ネトウヨ認定された)hokkのブログ

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危機に瀕する日本
全ては戦中・戦後の欧米、中韓による日本人極悪説のプロパガンダと自己反省する日本人性格による、自信喪失と物言わぬ日本人気質が招いた危機です。
理不尽な中国、南北朝鮮の批判には徹底した反論をしていくことは日本人として最低限の務めです。

この後、記事に上げる慰安婦問題については、カピパラ君とのやり取りで最後に出てきた慰安婦問題についての返答になる


彼は自分で調べたと言う色々な情報を書いており、日本軍の断罪をする立場である

そして載せてくれた情報から、日本軍の罪については、以下の3つの視点から軍の罪を主張している(と感じた)。これから何回かに分けて考察し回答としたい


1)慰安婦募集にあたって軍は組織として犯罪的強制行為により

  慰安婦を集めたと言う主張

2)慰安所自体が違法であると言う主張

3)慰安所設置・運営に軍が積極的に関与したので罪とする主張


まず慰安婦問題を考えるにあたって、前提として頭に入れておかなければならないことをまず書きます


①日本軍および日本人の気質


日本の軍律は当時の世界でもトップクラスに厳しいとの評価が一般的である

そこには武士道の思想も強く反映されており、戦いと言えども無駄な殺傷を避け、敵と言えども戦う立場は同じ国の為の戦士であり、立派に戦う相手には敬意を示すものである。


戦地において相手兵の亡骸を集め墓標を立て死を弔うことが何度も行われたのはその証である。軍の規律は他国と比べて保ちやすいが、それとて戦況により窮地に立たされると軍の規律が崩壊してしまうのは、日本人とて例外ではないだろう。


ただし戦前の日本も戦後、現代の日本も世界の国と比べて個々人が極めて順法精神が高く、犯罪率が極めて低い日本人気質は戦時中でも同じく戦争犯罪の発生率は他国と比べて極めて低かったと見るのが妥当だろう


②公娼制度が当時においてどのように捉えられていたか


決して他の職業と比べて尊敬を受ける職業でなかったにしても、社会の中でその存在とその必要性と価値は社会に広く認知されていた。貧乏な家柄や借金を理由に娼婦となる女性が多かったのはいつの時代も同じだが、その中でも努力によっては高い評価を受ける日本独特の文化があり、逆に客の拒否権もあることは、ある意味権力の逆転現象であり、一般利用者が差別を受けると言う日本ならではの文化になっていた。これを世界の人々が理解するのは中々難しいだろう。


一方朝鮮も奴隷制度の中に娼婦も組み入れられ昔から売春文化は広く一般社会に根付いている。文化の質は違うが日本と朝鮮、ともに売春は広く社会で認知、許容されていたと言える。


慰安婦問題を考えるにあたって、この点は重要である。

日本がその様な文化を持ち、もし朝鮮が敬謙な仏教国で、公娼制度の様なものを一切認めず、厳しく国を律し、人々もその文化を受けいていなかったのならば、日本の文化を強要したことが非難されることは正当な批判と考えるからである。

しかし売春文化は現代でもそうであるが、朝鮮社会の方がはるかに日本より社会に根付いている。


以上、当時のことを当時の思考で評価することが大切であり、例えば、一夫一婦制の文化を持つ国が、一夫多妻制の国を批判したり、現代人が現代の思想の元に古人の行いを批判、断罪するような愚かなことを行わないことが大切である。断罪は当時の価値観で行い、それで弊害があるならば、それを将来に生かせば良いのであって、断罪と過去から学ぶことはきっちりと分けて考える必要がある。



ーつづく