今回の旅行の目的のひとつでもある

靖国神社に着きました。

今年は戦後80年になります。
天皇皇后両陛下も硫黄島や沖縄などに
慰霊に行かれています。

靖国神社
深く頭を下げて中に入ります。
 
靖国神社とは全く関係ない話なのですが
境内の横から可愛い幼稚園の子と品のいいお母さんがたくさん出てきました。
肩にかけている幼稚園の鞄は皮です。
もう一度言います。
幼稚園の鞄が皮!
わが町ではそんな幼稚園鞄見たこともない。
そしてお母さんたちは皆黒髪で品がよく
みな紺のスーツかワンピースを着ています。
何か行事でもあったのかしら?
と思ったのですがそうでもない・・・
ただのお迎えでした。
それにしても毎日のお迎えにそんな恰好って
ほんとドラマの世界。
普通に「ごきげんよう」とか会話してそうです。
すごい世界を垣間見ました。
 
 
 
 靖国神社に戻ります。

 
 
靖国神社境内はとても静かです。
奥にたどりつくまでにいくつも鳥居があり
そのたびに頭を下げました。
外国人が不思議そうにしてました。


 
遊就館

日本のために尽くして亡くなった方々の遺品や遺書
資料などが展示されています。

ただ靖国に祀られるのは「国のために殉じた人々」だけと言われています。

神社がつくられた当時の「国=明治政府」に

刃向かった幕府軍・会津軍や、

西南戦争で敗れた西郷隆盛らは

「賊軍」となるため、祀られていないのです。


これは新選組と会津推しの私としては納得いかないところです。

勝てば官軍

勝てば正義というのはおかしいと思います。



 



館内は撮影禁止です。
食堂があり、知覧の特攻のおかあさん
トメさんの味をそのまま復元した親子丼
など提供されていました。
 
 
展示物がボリュームありすぎて
かなり時間が必要です。
坂上田村麻呂の時代から
日本国内の最後の戦い西南戦争
日清日露戦争
そして太平洋戦争です。
歴史の勉強になります。
 
 
結婚もすることなく戦争に行き
亡くなった若い息子を思って作った母の
たくさんの花嫁人形の展示に胸がつまります。
迫りくるソ連軍を前に
樺太で最後まで通信をしていた少女たち
他にもひとつひとつがとても重いものでした。
 
今の平和は先人たちのおかげであることを
あらためて認識できる場所です。
どれだけ時間があっても足りない量の
展示でした。
時間だけが過ぎていきました。
たくさんの方に行っていただきたい場所です。

 

そして全くどうでもいいことで
不謹慎なのですが
この日予約したホテルはラウンジ付きで
午後三時からケーキが提供されます。
私のプランではそれまでにチェックインの予定でした。
 
しかし遊就館の展示の前にそれは
出来ませんでした。
見学の途中で15時を過ぎていました。
最後までしっかり見てから急いで
ケーキを食べたかったホテルに向かいました。
 

 

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