和歌山県 串本町
ここには日本とトルコの歴史があります。

こんな綺麗な海なのに
1890(明治23)年 トルコ(オスマン帝国)の
軍艦がこの地で遭難しました。
当時ヨーロッパ列強と不平等条約で苦しい立場にあった
両国です。
平等条約の促進と親王殿下の訪問の返礼のために
(とんで)イスタンブールから日本にきました。

トルコ記念館はフラッシュをたかなければ
撮影可でした。
読み物が多かったです。
感想を書くノートが置いてありました。
トルコの方がたくさん訪れているのが分かりました。
びっしり書かれていて・・・
読めんけどね。


最後は軍艦で無事だった人達をトルコまで送り届けます。
その軍艦に坂の上の雲に出てくる
後の海軍中将秋山真之も乗船していたそうです。
ドラマでもっくんが演じました。
もっくん ジャニーズやめていい俳優になりましたね。

二階にあがるとエルトゥールル号が遭難した場所が
分かりました。
遠い外国の海で亡くなるのは本当に切ないです。
日本とトルコの話はこの後も続きます。
1985年のイランイラク戦争です。
イラクのサダムフセインは突然
48時間後からイラン上空の飛行機を無差別に攻撃すると宣言しました。
当時イランには200人以上の日本人が残されていました。
タイムリミットが近づく中
トルコ航空は日本人全員を乗せて脱出しました。
その時 日本政府マスコミはなぜトルコがそこまでしてくれてのか全く分かりませんでした。
答えは、そうエルトゥールル号のお礼です。
この話はトルコの教科書に掲載されていました。