自転車と聞くと、

「健康にいい」「エコだ」「渋滞知らず」と三拍子そろった優等生のイメージがあります。

しかし2026年、自転車界に大きな変化がやってきました。

交通違反に対して「青切符」が導入され、

「ちょっとくらいなら大丈夫」が通用しなくなったのです。

これまで自転車は、

どこか「歩行者の親戚」のような扱いを受けていました。

しかし法律上はれっきとした「軽車両」。

つまり、自動車やバイクの仲間です。

信号無視、一時停止無視、スマホを見ながらの“ながら運転”、

無灯火走行、そして飲酒運転。

これらはもはや「うっかり」では済まされません。

企業にとっても他人事ではありません。

営業担当者が自転車で客先へ向かう途中に違反をしたり、

通勤中に事故を起こしたりすると、

本人だけでなく会社の管理責任まで問われる可能性があります。

特に怖いのが飲酒運転です。

「車じゃないから大丈夫」と思って自転車で帰宅した結果、

重大事故を起こせば、

自動車の運転免許停止処分につながることもあります。

翌日、「社有車を運転できません」と営業担当者が言い出したら、

上司は二日酔いどころではありません。

さらに、自動車を運転する従業員も要注意です。

最近は自転車が積極的に車道を走るようになり、

自動車との距離がぐっと近くなりました。

ドライブレコーダー映像を見ると、

赤信号を無視して飛び出す自転車や、

忍者のように突然進路変更する自転車も珍しくありません。

ドライバーには「かもしれない運転」ならぬ、

「自転車が急に来るかもしれない運転」が求められる時代です。

そこで企業が取り組むべき対策はシンプルです。

まず、自転車利用を許可制にすること。

次に、利用ルールを社内規程として明文化すること。

そして定期的な安全教育を行い、

ヒヤリ・ハット事例を共有すること。

最後に、自転車保険への加入確認を徹底することです。

自転車は便利ですが、

今や「気軽な乗り物」ではなく

「管理が必要な車両」です。

企業にとっては、

自動車管理と同じくらい真剣に向き合うべきテーマになりました。

昔は「自転車に気を付けましょう」でしたが、

これからは「自転車も会社のリスク管理です」。

そんな時代が、

静かにペダルをこぎながらやって来ているのです。🚲💨