こんにちは
ここの所、保険の内輪ネタばかりの記事で
ちょっと反省しているあっくんです。
でもね、所謂保険業界って世間一般とは
かなりずれてるって言うか、遅れています。
それを伝えたいのですよ。
で、今回はユーザー向けの記事です。
それも本来ならば一番初めに書くべき記事です(苦笑)
私自身も保険業界に毒されて忘れていましたね(反省)
今更感もありますが、題して「あなたの保険はいくらですか?」
●「あなたの保険はいくらですか?」
そう質問すると、大抵「月2万円位かな」とか
「年で払っているから大体10万円」
という回答が返ってきます。
まぁ間違いではないのですが、では
「一生涯でいくら払うのですか?」と質問すると
「え~、考えたことない」とか
「途中で更新するから保険料も変わるでしょ?」
などと返ってくる事が多いです。
・・・間違いではありませんよ、確かに。
でもそれって「値札も見ずに商品を買ってる」事ですよね?
まず言っておきますが、生命保険は「金融商品」です。
形はありませんですが、数字とお金で出来ています。
よく「お守り代わりに入ってる」とか「保険代は安心代」とか
言われたりしますが、ここではっきりしておきましょう。
「生命保険に加入」=「金融商品購入」なのです。
スーパーで買い物をする時でも、クルマを購入する時でも
その商品がいくらなのか?ちゃんと確認しますよね?
でも不思議な事に生命保険は月々(年)いくら払うかは気になりますが、
一生涯でいくら払うのか?考えたことも無いと思います。
ここで生命保険文化センターという機関から出ているデータをご紹介します。
年代別 世帯年間払込保険料平均
29歳以下 24.2万円
30歳代 32.6万円
40歳代 36.8万円
50歳代 42.8万円
60歳代 38.3万円
70歳代 29.8万円
80歳代 33.6万円
90歳以上 23.6万円
例えば40歳代の世帯が年間平均36.8万円(月3万円強)の
保険料を支払っている事になります。皆さん結構払ってますね。
上記データから、少々乱暴ですが、一生涯いくら生命保険に支払うのか?
簡単に計算してみます。各年代は10年間ありますので、
例えば30歳代だと32.6万円×10年=326万円ですね。
で、90歳以上まで累計してみると…なんと2617万円!
郊外だと一軒家が買える値段です!
勿論、保険ですから、何事もなければ保険金は出ません。
ある程度掛け捨ての部分は仕方ないでしょう。
そして人間は必ず「死」を迎えます。
なので、保険金を何処かで必ず受け取る事にはなるのでしょうが、
それにしても大きい金額ですね。
十分「高すぎる」金額だと思います。
「お守り代」や「安心代」という金額ではないですよね?
「見直ししたから俺(私)は大丈夫」と思ってる方々も
多いと思います。
でも数字は正直です。これが実態なのですよ。
さて、あなたの「生命保険」は一体「いくら」なのでしょうかね?