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. どーも。カヌーの現役時代で一番キツかったことは、真夏に男30人でエアコンがない、トイレも一つしかない一軒家で1か月半合宿した大学3年生のときです。 今日の話題は、保険会社の研修マニュアルってのはいつの時代になっても変わらないし、これからも変わらないでしょう。ということです。 保険会社の研修ってどんな内容かというと、水飲むな、走り込め、気合が足りんなどの理不尽さ極まりない昭和の根性論部活みたいな内容です。 スポーツ界ですらそれらは意味のないものとされ、どんどん変わってより科学的、理論的になってきているのに、保険会社の研修はこの令和の時代になっても変わらない。そしてこれからも変わらないでしょう。 ここまで時代が変わっても研修内容が変わらないと、何か上層部の陰謀でもあるのかとすら思ってしまう。本当に気づいていないだけ?変えると都合悪いの? 何回もお客さんのところに行って、信頼を勝ち取れ。土日も休まず人に会え。遊ぶ暇があったらお客さんに会いに行け。とにかく会う人の数だ。増やせ!見込み客を増やせー!! 昭和か!!もうええわありがとうございました〜。 マジで頭おかしんかと思う。今、令和だぞ。 これをアスリートに置き換えると、とにかく練習しろ!休むな!とにかく走り込め!水も飲むな!って言っているようなもん。 そんなの体を壊すためのマニュアルでしかない。 保険会社のマニュアルは壊す対象が“心”に変わっただけ。同じです。 私もこの仕事を始めたときは、その方法が一番なのだと思い込んでいた。だってそれしか教えてくれないから。 入社してすぐに全国の同期が集められて研修をするんだけど、そこに講師としてどっかの代理店の社長がやってくる。 そこで、笑顔で誇らしげに言うのです。「私はとにかく人と会って、土日もスーツを着て、正月も酒を飲まずに電話の前で待機をしていた」どやぁ 観衆(すごーい、パチパチ〜) 「こうやっていかないとこの業界ではやっていけないんだ」そう思ってしまう。 何度もお客さんに会え?ここにお客さんの気持ちは?ないです。 保険屋が何度も来たら信頼を勝ち取れる?迷惑なだけ。もう来てほしくないから仕方なく契約した人が何人いるだろう。 土日も休まず営業?ここに営業マンの気持ちは?ないです。 なんのために仕事をするの?会社のためでしかないじゃないですか。この研修で作り上げた人物って。 その昭和式ゴリゴリ営業で成功した人がどこの会社でもトップに立っているから、この研修がなくなるわけがない。 だって、心を殺してその昭和式ゴリゴリ営業をやっていくか、できなければこの仕事の才能がないからと言ってやめるかの2択しか今はないから。 そんなのおかしいでしょ。だから保険業界が嫌われるんでしょ。やり方はほかにもあるでしょ。 スポーツ界にも自分の成功したやり方を教えるだけのなんの理論もない、古臭い考えのコーチが多くいます。いっっちばん嫌いです。 本来であれば人それぞれに合わせたプロセスが存在します。トップオブトップにはなれなくとも、まったくできない人なんていません。 一人一人の特徴を理解して、それを引き出すのがコーチの役目です。 それをできる人がこの業界にはごく稀にしかいません。 それでは保険は難しいと思われる一方です。嫌がられる一方です。 あーこれを書いていると熱くなってしまいます。 今日はこの辺で。 また書きまーす。 #秋田#保険

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