商品市場は下落・NYダウは5日続伸 | 『長期投資、これが日本を救う道』

『長期投資、これが日本を救う道』

保険代理店を経営しながら、自然に長期投資をお客様にご案内し続けてきました。もはやライフワークとなった長期投資の極意をお伝えすることで、日本のお金の流れが活性化すると信じています。

6月末をもって、


米国が推進した量的緩和策である


QE2が終了しました。


バーナンキの世界的実験は今のところ成功したように


見えます。


ニューヨーク証券取引所のダウ工業株指数は


5日続伸で週末をむかえました。


逆に商品市場は低迷し


原油・金・銀などは軒並み下落しています。


日経の論調は景気指数などの影響で


商品市場が下落したように伝えていますが、


これはQE2が終了したことの影響と見てよいと思います。


QE3に突入するとなると、


商品市場が上昇を続け、


インフレ懸念が出るのでここはとどまるしかない。


しかし、せっかく持ち直してきた景気の


腰をおるようなことはしたくない。


そんなバーナンキ博士の思惑と


ギリシャの危機回避が丁度よいタイミングで重なり


(偶然か米国の策略かはわかりませんが)


株価の腰折れ懸念はなくなりました。


私としては、


このような環境を待ち望んでいましたので、


この微妙な状況が出来るだけ永く


続いてくれることを心から望んでいます。




バーナンキ博士の手腕に


世界中の投資家が


期待をこめて見守っています。