今、まったく生命保険とは縁がないという人に、少し危機感を持っていただけるような話をしましょう。たとえば、あなたは今まったくの健康体だとします。しかし、毎日体は年を取ります。日本人のがん罹患率や生活習慣病を発症するリスクはとても高いので、数年のうちに会社の健康診断などでなにがしかの数値が基準に引っかかったとします。すると要検査の案内が来て、精密検査をすることになる。痛みや不調を全く感じなかったとしても病気の予兆がある場合などもありますから、この時点で保険に入ることが少し難しくなってきます。例えば胃に疾患があった場合、胃だけを除いた部位の保険になら入れる、もしくは保険料を高額にして月々の支払いをしておき、全身を補償範囲にする、などの方法はありますが、実は生命保険は健康体のうちに入っておかないとかなり損をするものなのです。前述のように、胃だけを除いた範囲で契約をすることは簡単ですし、月々の支払いも安価で済みますが、普通に考えて要検査となった部位が将来にわたってさらに病状が悪化するという確率はとても高いのがお分かりになるでしょう。もしそういったときに全く保険でカバーされないというのはもはや保険に入っている意味すらないということになるのです。一般的に病気で入院した場合の一日にかかる入院費は3000円~8000円程度、平均でも5000円程度です。2~3日で治る病気などはほぼありませんから、病後も入れて一か月は入院するとなると、5000円×30日で15万円にもなります。さらに手術が行われれば一回に10万~30万、病衣やこまごまとした雑費の出費もばかになりませんから、一回の入院で数十万円がかかることになります。月々の支払いをケチっていると、もし万が一の時に大きなしっぺ返しを受けるということにもなりかねませんので、保険を軽く見ず、しっかり考えておくことが大事です。
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