最近の日本の夏は「暑い」を超えて「危険な暑さ」と感じる日が増えています。
気象庁が連日、熱中症への警戒を呼びかけています。
熱中症は年齢に関係なく誰にでも起こる可能性があります。
熱中症は、「少し具合が悪いな」と感じた時にはすでに体内の水分や塩分が
不足していると思った方が良いかもしれません。
だからこそ大切なのは、熱中症になる前に予防することです。
熱中症予防に役立つ飲み物や食べ物、そして体のどこを冷やすと良いのか。
なってからでは、つらいので、なる前に対策しましょう!
熱中症って?
熱中症は、高温多湿な環境で体温調節がうまくできなくなり、
- めまい
- 頭痛
- 吐き気
- 筋肉のけいれん
- 強いだるさ
- 意識障害
などの症状が現れる状態で、屋外、室内など場所を問わず誰にでも起こります。
重症になると命に関わることもあるため、無理をしないことが大切です。
のどが渇く前に水分補給を
人は体温を下げるために汗をかきます。
汗をかくと、
- 水分
- ナトリウム(塩分)
- カリウムなどのミネラル
も一緒に失われます。
そのため、のどが渇いてからではなく、
30~60分ごとに少しずつ水分を飲む
ことが熱中症予防には効果的です。
状況に合わせて飲み物を選びましょう
① 水
普段の生活や軽い散歩程度なら水で十分です。
一度に大量ではなく、こまめに飲むことがポイントです。
② スポーツドリンク
汗をたくさんかく時にはおすすめです。
スポーツドリンクには
- 水分
- ナトリウム
- 糖分
が含まれているため、汗で失われた成分を補いやすくなります。
ただし糖分も多いため、飲み過ぎには注意ですね。
③ 経口補水液
大量に汗をかいたときや、
- 炎天下で長時間作業したとき
- 発熱しているとき
- 下痢・嘔吐症状があるとき
などで脱水気味の時には経口補水液が役立ちます。
水よりも体に吸収されやすく、水分と電解質を効率よく補給できます。
※健康な方が普段の水分補給として大量に飲むものではありませんのでご注意ください。
塩飴や塩分タブレットなども上手に活用
大量の汗をかく日は、
- 塩飴
- 塩分タブレット
なども役立ちます。
ただし、
塩飴だけ食べて水を飲まない
のは逆効果です。
必ず水分補給とセットで利用しましょう。
体を効率よく冷やす場所とは
効率よく体温を下げるためのには、体全体を冷やすよりも、
太い血管が通る場所を冷やす。
おすすめは次の場所です。
首
首の両側には太い血管があります。
- 冷却タオル
- 保冷剤
- ネッククーラー
などが効果的です。
脇の下
脇には大きな血管が通っています。
保冷剤をハンカチで包んで当てるだけでも体温を下げやすくなります。
足の付け根(鼠径部)
こちらも太い血管が通る場所です。
熱中症の応急処置でも冷却する場所として知られています。
手のひら
最近では、手のひらを冷やすことで効率よく熱を逃がせることも注目されています。
冷たいペットボトルや保冷剤を握るだけでも効果が期待できます。
外出時に持っておきたい熱中症対策グッズ
暑い日にバッグへ入れておきたいものはこちらです。
- 水筒
- スポーツドリンク
- 経口補水液
- 塩飴
- 塩分タブレット
- 冷却タオル
- ネッククーラー
- 携帯扇風機
- 日傘
- 帽子
これらを準備しておくだけでも安心感が違います。
暑さを我慢しないことも大切
室内でも熱中症になります。
「まだエアコンは早い」
「電気代が気になる」
と思って我慢してしまう方もいますが、無理は禁物です。
エアコンや扇風機を上手に使い、
室温を適切に保つことも熱中症予防には欠かせません。
高齢者や小さなお子さんは暑さを感じにくいことがあるため、
周囲の人が気を配ることも大切です。
日本の夏は年々厳しさを増しています。
熱中症は、症状が出てから対処するよりも、日頃から予防することが何より重要です。
- のどが渇く前に水分補給(30分~1時間に1回と決めておくとよいですね)
- 汗をかいたら塩分も補給
- スポーツドリンクや経口補水液を状況に応じて使い分ける
- 塩飴は水分と一緒に摂る
- 首・脇・足の付け根・手のひらを冷やす
- エアコンを我慢しない
これらを心掛けるだけでも、熱中症のリスクを大きく減らすことができます。
暑い夏を元気に過ごすために、ぜひ今日から熱中症対策を始めてみてください。
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