(緊急投稿)コロナウイルスについて3/30 | まいたその英国好きなブログ

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UK大好き。今さら英会話を勉強中です。

志村けんさんがお亡くなりになってしまったことは、
日本の皆さんにとって大きな衝撃であると思います。

私ももちろん、子供の頃から見ていたし、
今も娘と一緒にテレビで楽しんでいました。

御冥福をお祈り申し上げます。




このブログはイギリス旅行記ブログで、
もう帰国してから1週間以上経ちますが、
ポツポツ更新しています。
写真は5000以上撮ったのでネタには困りません♪

でも今回は、日本にいくつか文句を言いたくて。



最初、中国の武漢から感染者が出て、
日本の港に停泊していた客船が封鎖されて、
韓国の新興宗教団体から一気に拡散して、
アジアが中心となって感染の温床となったため、
欧米は上から目線で甘く見ていたのでしょう。

私が3月3日にイギリスに入国した際は、
本当に対岸の火事を見つめている感じでした。

しかし翌日以降、
米カリフォルニアの非常事態宣言、
Flybe(イギリスのLCC)の倒産、
イタリアでの感染者急増で他人事では無くなり、
むしろ日本よりも感染者、死者ともに急増することに。

今では、外出禁止令が出されています。
死者は千人を超えてしまいました。

私が行った際、
最初の2週間はそれでもあまり締め付けはありませんでした。
差別的行為は数回ありましたが、それ以外は何もなし。
むしろ日本よりも穏やかでした。

それが急変したのは、
ジョンソン英首相が記者会見を毎日のようにするようになった15日頃からでしょうか。


日本を含むコロナウイルス感染地域の入店を拒否する貼り紙が出て、


飲食店自体閉店するところが増え始め、


地下鉄に乗っている人は明らかに減り、
ピカデリーサーカスは空っぽ...


19日は美術館はクローズ、
セルフリッジスは休業、
メイフェアやボンドストリートのハイブランドのショップも半分近くは閉店。

18,19日と、
このブログやインスタで私が絶賛している、
Earl's courtにあるB&BのThe Blackbirdに予約を取り宿泊していたのですが、
2泊目の昼下り連絡があり、
ロンドンがロックダウンされるかもしれないから、
ヒースロー空港の近くにあるホテルに移ってもらいたいと。

そして私が帰国した数日後、
ロンドンは外出禁止令が出ました。



私が日本に帰国した時は3連休の中日。
成田空港はガラガラで人気がありませんでしたが、
新宿などはあまりいつもと変わらない印象を受けました。

そして、ここ数日になってやっと、
外出自粛要請が出されるようになりました。



日本の2,3週間後は、間違いなく今の欧米のようになっているのではないでしょうか。

やっと、事の重大さに気づき始めたか。
でもテレビの若者のインタビューを見ると、
まだまだヌルい感じが伝わって来ます。



もうひとつ言いたいことがあって。

石川県でヨーロッパ帰りの人が感染したらしいのですが、
その人に対して知事が
「何でこの時期に行ったのか理解に苦しむ」
と発言したと。

この感染者が渡航したのは3/2〜14と、私とほぼ同時期。

でも、この頃はそれほどヨーロッパでは広がっておらず、
むしろ日本の方が危険なくらいに思えました。

帰国後の自主待機等を咎めるのならまだ理解出来るけど、
その時期に行ったことを責めるのは、
ただの魔女狩りなのではないでしょうか?

こうやって情報は歪んで伝わっていくのかな...



知り合いで、私のことを面と向かっては言わないものの、
陰では「こんな時期に外国行って頭がおかしい」
と非難している人もきっと居るんだろうなあ、
とも思っています。

でも私は、それこそオリンピックじゃないけど、
前もって計画を立てた上、行くときに相当悩んだ末、
最悪向こうで帰国を早めるなどして、
柔軟に対応すると考えた上で、
自己責任で渡航したつもりです。

日本の人たちはマスコミ主導ですが、
非難するところ、やるべきことがズレている、
そう思うことがいっぱいあって。

組織としての日本の脆弱さを理解することになってしまって、
今回の私の旅行は間違いなくターニングポイントなりそうです。
遠く離れることによって分かる事、
それを知ることが出来た...という意味で、
今回のイギリス旅行はとても有意義なものでした。


でもまずは、この危機を乗り越えること。

しばらく自宅待機の日々です。
(転職決まってたのですが、旅行前に駄目になって求職中...泣)

まあ、ポジティブに頑張って行きます♪