ママが育った

関西圏のすみっこ

ドが付く田舎 

登り坂の新興住宅地







高校生になる頃には
住宅の規模も広がり



知らない顔の住人さんを
チラチラ見かける様になりました







ママのお兄ちゃんはその頃
他県の大学で勉強📖?していたので


我が家は
ママの両親と
妹 ママの4人で暮らしていました












どしゃ降り雨☔の夕方






先ず帰宅した 妹が一言





「そこの道に捨ててあってん

 もぉ〜 雨やのに

 ぼろぼろになったら汚いから

 拾てきてん コレ放ってぇ(捨てて)

 ゴミ袋 持って来て。」





















エロ本



エロ雑誌の束ですわ





















次に帰宅したママ








玄関先で


「かなんて(もう困ります)

 誰がマンガなんか  雨降ってんのに。」








水色の大きなナイロン袋へポイポイ⤵︎⤵︎









「姉ちゃん(ママ)も見つけたん?


 まだあったんや


 誰やろな 😤 かなんなー。」











「なんの本やろ?」




無理矢理に開けようとするママと妹に







ママのママが すかさず





「見んでよろし!汚いから〜

 もお〜っ!

 汚れるから〜

 止めなさいって言うてるでしょ!」


 って言うて 😫























最後に帰宅したママのパパ







その手には




びしょびしょでボロボロの



エロ雑誌が…



「こんなん拾いました。」って








ママのパパ



真っ赤な顔をしたママのママに😡

ドスの効いたひそひそ声で

怒鳴りつけられていました









次の朝☀️

エロ本は
姿を消していましたし
朝の身支度に忙しくて
すっかり忘れていました









街から遠く離れた


小さな昭和の家庭のはなし







女の子の居る家🏠は


こんな感じでした
















(あれがエロ本だったという事は
 随分と後にママのパパから聞きました)











🫧