フィッシュマンの涙 Collective Invention (2015)

 パク・グが首を吊っているのを見つけて病院へ運び込んだサンウォンは、慌ててかけつけたパク・グの父親にこう説明する。命に別状はない、と。

 

 記者になりたくて地方から出てきたサンウォンはABS局の面接を受けに行き、スト中で社員がいないことから試しに取材に行けと言われる。

 ネットで”恋人が魚人間だ”と言ってて、話題になっているのだ。

 サンウォンは”暴力モンスター”ことジンに話を聞きに行く。

 知り合いのパク・グがカンミ製薬の治験に参加して、上半身が魚になり、逃げだして家に来た、けど面倒なんでカンミ製薬に売った、と言う。

 ジンは信じられないというサンウォンを連れてカンミ製薬へ乗り込み、魚人間を助け出してくるのだった。

 就職難でお金のために治験に参加したという話に多くの人が共感し、人々は彼を愛し、社会現象を巻き起こすのだが、、、、、。

 いやー、これはかなりばかばかしいんだけど、ものすごくまじめにいい話やった。

 世の中ってそんなもんよねって思うシーンが盛りだくさんなんだけど、サンウォンもジンもパク・グもそれをはねのける力があると信じる。

 

クォン・オファン Kwon Oh-kwang ...... 監督/脚本

キム・テス Kim Tae-soo ...... 撮影

 

イ・グァンス Lee Kwang-soo ...... パク・グ

イ・チョニ Lee Cheon-hee ...... サンウォン

パク・ボヨン Park Bo-young ...... ジン

イ・ビョンジュン Lee Byung-joon ...... ビヨン博士

キム・ヒウォン Kim Hee-won ...... キム弁護士

チョン・インギ Jeong In-gi ...... Dong-Sik