
「Seiko Matsuda Single Collection
30th Anniversary Box~The voice of a Queen~ 」
1980年4月1日、シングル「裸足の季節」でデビューを飾ったスーパーアイドル、松田聖子。
エクボはないけど、よく伸びる声の女のコが歌ったエクボの歌が世に流れてから、
満30周年を迎えるんですね。
そういえば、いつも聖子の歌が流れていたなあ…などと
遠い目をしてしまう人は、いったい何千万人になるのでしょうか。
いいことも悪いことも、うれしいことも哀しいことも、みんなひっくるめて
常に話題の中心にい続ける聖子さん。
アニバーサリーイヤー突入を機にユニバーサルミュージックへと再移籍し、
矢島美容室とのコラボによる新曲リリースとか、ニューアルバムリリースとか、
相変わらず話題に事欠かない様子は、さすが松田聖子!という感じです。
心機一転、久々の新作にも興味津々ではありますが、
ここに来て30周年記念企画の真打ちとも呼べる強力なBOXが登場!
それが、デビュー以来、ソニーとユニバーサルから発売されたシングルを、
マキシシングルとして復刻するという高品質のBlu-spec 73枚組コンプリート・シングルBOX
「 Seiko Matsuda Single Collection 30th Anniversary Box 」です!
ちょっと指を折っても数えきれないのですが、
2008年10月リリースのシングル「あの輝いた季節」まで、
別名やコラボを含め70枚超のシングルが出ているという聖子さん。
今回のBOXは、 73枚組というボリュームといい、ロッキュッパという価格といい、
06年の10万円BOX以来のショーゲキです。
また、聖子のシングル盤復刻といえば、25周年時の2004年、
アナログ時代のドーナツ盤復刻が思い出されますが、
アレはコピーコントロールCDでしたし、今回のBlu-spec 復刻とは
きっと音質が雲泥の差になっているでしょう。
今回はなんとすべて2010年のデジタルリマスタリング音源使用ということですから、
音にうるさいファンも納得できるんじゃないでしょーか。
聖子の場合、「RAINBOW~六月生まれ」から始まって、
「TRUE LOVE~そっとくちづけて」「少しずつ春」「頬に潮風」「Romance」「制服」「愛されたいの」
「レンガの小径」「わがままな片想い」「スピード・ボート」「七色のパドル」「Caribbean Wind」
「凍った息」「想い出の『渚のバルコニー』」などなど、B面にも名曲が多いのはご存じのことでしょう。
タイアップがつかないB面曲でも意外に広く知られているものもあったり、
そういうことも聖子ならではといえそうです。
しかし、その多くがオリジナルアルバムや最近のベストには未収録。
10万円BOXや、最初のソニー時代のシングルを網羅したコンプリートバイブルなどを持っていないと、
ほとんどが聴けないような状態になっているんですよね。
そういう意味からもB面(特に80年代)を聴いたことがない皆さんにもオススメしたいですね。
それぞれのジャケットをしげしげと眺めながら、顔やヘアメイクの変遷を追ってみるのも
シングルBOXならではの醍醐味だし、あのピュアでキュートな天賦の歌声が荒れて磨かれ、
奇跡を呼んで、そして次第に粘り気を帯びていく過程を確認するのにもピッタリ。
CDシングル時代のモノがどうマキシ化するかも気になるし、
聴き込まなかったセルフプロデュースものにも大きな発見があるかもしれませんしね。
なお、例のごとく完全限定生産ですので、完売して後悔することのないよう、
確実に入手されたい方はお早めに!
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