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”GUITAR KOZO”

村下孝蔵さん(享年46)の死去から6月24日で早!10年。
その節目にあたり、初のアコースティック・ライブ盤が発売されます。
“ギター小僧”にちなんだ「GUITAR KOZO」のタイトルです。
ヒット曲を網羅するほかに、幻の2曲も日の目をみる事となりました。

80年代のニューミュージックブームのまっただ中、
独自の路線で淡く、ほろ苦い恋の歌を得意とした村下さん。
今回、公式に発売される未発表曲も真骨頂といえるナンバーです。

1曲は「手のひらの愛」。
”もしもできるなら、時を戻せるなら、今すべて投げ出してでも強く抱きしめる…”
と感情を絞り出す失恋ソング。
97年12月25日、東京・港区のホテルオークラ平安の間で行った
クリスマス・ディナーショーで来場者200人のためだけにCDにして配った稀少盤でした。
当時、ソニーミュージックのプロデューサーを務めていた須藤晃氏の自宅から発見されました。
1コーラスだけで2分1秒。未完の作品ですが、オリジナルのまま収録されます。

もう1つの曲は「また逢う時まで」。
同じく須藤氏の自宅からデモテープの状態で見つかりました。
こちらは歌詞がなく、”ラララ~”とハミングしている状態だそう。
生前、公演でサポートメンバーを務めた経田康氏がギター・インスト曲として完成させました。

アルバムのプロデュースも経田氏が担当。
「踊り子」「ゆうこ」などヒット曲のライブバージョンとともに全14曲で構成。
ライブの時期は曲によって違うのが、活動の軌跡を再検証できる内容になっています。

99年に亡くなってから、ちょうど10年。
いまだに人気は根強く、三田寛子や島谷ひとみもカバーした代表曲「初恋」は
06年5月に着うたが配信され、これまで30万ダウンロードを記録中とのこと。
(三田寛子へはアルバム等にも数曲を提供していましたが、やはり良い曲ばかりでした。)
生前のフィルム上映を行う追悼コンサートも毎年開催され、
今年も7月19日に広島クラブクアトロ、同25日に浜離宮朝日ホールで行われます。

ソニーミュージックは「村下さんの曲は歌詞がロマンチックでメロディアス。
時代を超えて愛される数少ない歌手です」としています。(毎日新聞より)


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