先週のWOWOW「卒業のうた'09」のライブに出演し
アラフォー人気一番の名曲「卒業」を披露していました。
斉藤由貴のライブは、彼女がまだバリバリのアイドルだった頃
見に行ったことがあります。
その時はフリフリキラキラのアイドル・ステージだったので
見ていて少し気恥ずかしくなったのを覚えています。
YOUTUBEでは比較的最近のライブを見られるのですが、
女優の風格と豊かな表現力を武器に
ドラマティックな演出も加わって、
それは魅力的なステージに変貌していて驚きました。
斉藤さん程の才能があれば、中島みゆき「夜会」風に
コンセプトのあるライブが出来そうですよね。見てみたいです。
さて、こちらは昨年リリースのベストアルバムです。
一昨年にリリースされたリニューアル・シングル
「悲しみよこんにちは (21st century ver.)」の収録曲を含んだ15曲を収録。
その4曲以外は再アレンジされていますが、
どれも原曲の良さを壊さずに収録されています。
アレンジは数年前のライブで使われたバージョンを元に施されており
楽曲の良さを改めて認識させられるアルバムとなっています。
また、ベスト盤にもかかわらずスタッフの力の入れようが感じ取れるアルバムです。
歌詞カードの写真も未公開写真がたくさんだし、
ジャケットも現在の彼女の写真を使っています。
一曲目は「卒業」でスタート。
「確かにミックスは変わっているみたいだけど、
あまり変わらないなあ…」と思っていたら…。
ここから先は聴いてのお楽しみです。
アルバムのライナーに、彼女のデビュー時からのプロデューサーを務める
長岡和弘氏の解説がありまして、そこには
「流行を追及するよりも音楽としての質感や聴きやすさに
ポイントを置いたコダワリの新作ベストアルバムです。
(中略)このコダワリが皆様に喜んでいただけたら
私はこの上なくシアワセでございます。」とあります。
甲斐バンドの元ベーシストだった長岡氏。
このアルバムにもミュージシャンならでわのコダワリが随所に見られます。
「卒業」に関しては「ここは古いよね」と思うものは古いまま放置せず、
若干のサプライズを加えたりして丁寧な仕事をされています。
由貴さんの名曲が20年の時を経て見事に蘇りました。
ここでもスタッフの皆さんが由貴さんに関しては
愛情を持って仕事に取り組まれていたのが良く分かります。
ぜひ次には久々の新作の「フル」アルバムを期待します!
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