小野リサのジャズ・スタンダード集が
2枚同時にリリースされました。
1枚はリオデジャネイロで録音された"Cheek To Cheek"。
と、もう一枚、ロサンゼルスで録音されたのが
この"Look To The Rainbow"。
どちらもベストセラーとなった"Dream"以来
約10年ぶりのジャズ・スタンダード集です。
リオでの録音盤は、やはりという感じで
ボサノバ色を強く打ち出したアレンジになっています。
一方、こちらのロス録音盤はびっくりするくらい
コンサバティブなアレンジになっています。
個人的には好みで言えば、ロス盤のほうが
耳にスーッと入ってくると思います。癒されますね。
彼女を一気にメジャーにした"Moonlight Serenade"も
新たなアレンジで録音されています。
基本的にジャズのスタンダード曲は耳慣れた曲が多いので
やはり安心して聴いていられますね。
で、この作品も、選曲良し・アレンジ良し・
歌もしっかり小野リサの色が出ていて、
長く聴き続けて行けそうな感じの仕上がりです。
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