影響を受けた人たち | ラジオ ポロシャン

ラジオ ポロシャン

ラジオが危機的と言われる。でもラジオが好きな方は多い。ラジオは他の作業をしながら聞ける。聞く人たちが自由にイメージできる。テレビはこれなんだ! とイメージを固定される。ラジオ的表現をここでやってみたいと思います。

こんばんわ! 皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回取り上げる人は
尾崎秀樹(ほっき)氏

文庫本で『姿三四郎』や水上勉の一連の作品を読んでいたら,解説でこの方の文章をよく目にしました。これだけではこの方に思い入れをしなかったでしょう。大衆小説の文芸評論家という肩書きに漫画評論家でもあったんですね。あげくは少年倶楽部にも詳しい,漫画より世代的には少年倶楽部の方だった尾崎秀樹氏の漫画評論は、他の漫画評論家より,私には好みでした。昔お付き合いしていた女性が『ゾルゲ事件』について講演に行くと言うのでパンフを見せてもらったら、尾崎秀樹氏となっていて、びっくりしました。ゾルゲ事件の尾崎秀実氏の異母弟だったんですね尾崎秀樹氏は。私としては少年倶楽部に詳しい漫画評論の尾崎秀樹氏に興味をいだいておりました。会ってみたいなぁと思っていたら、今から30年前ほど、中野にあった新日本文学会? だったかな、そこで「現代漫画考」というのがありました。約20人くらい来ていました。講演の中で驚いたのは少女マンガにも目を通していたことでした。ゾルゲ事件、大衆小説という硬派な事が専門と思っていたので。漫画評論家として資料として漫画雑誌もたまりますね。車庫にも積んで自動車は表に青空駐車で罰金を払った事があるそうです。当時中国関連の会社にいたので「連環画についてお話してください」と質問したことがあります。講演が終わり駅まで歩きながらお話することができました。周恩来総理と対談した事は事前に知っていたので尋ねたところ、「周総理に会った時に急に『日本の漫画のことを説明してください』と言われてあわてたよ」と話してくれました。中野駅のホームでお分れしました。同じ方向だったらもっとお話が聞けたと残念に思いました。晩年は着物姿の写真をよく雑誌や新聞で見ましたね。